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息子の誕生日に

息子の誕生日は、絶対に穏やかに過ごす。。。

そう心に誓って朝を迎えた時点で、かなりのお母ちゃんぶりだと自分でも思う。

今年の息子の誕生日は、なぜか凄くおセンチになっていて生まれた時のことを何度も細切れに思い出す。
そういえば、この前も息子に
「その日に生まれた赤ちゃんの中で、1番大きかった。赤ちゃんの部屋にたくさんのベットが並んでいたのだけど、あなたの布団は一際盛り上がっていたのだよ。」
という話をしたのだった。

なんでこんなに思い出すんだろう??

ついさっき、答えが見つかった。

そうなのだ。息子がすごく大きくなって、私から少しずつ離れていることを肌で感じているのだ。度々noteにも書いているのだが、まだまだ手がかかると思い込んでいた息子が、いろんな場面で僕は出来るんだ、という見える形でメッセージを送ってくる。優しい息子は多分、言葉にはしないのだと思う。

子供が独り立ち出来る日のために、子供を育てていく。
大層な理想を言っていたもんだが、その局面に立ったらやっぱり寂しいが勝っている。大人になってくれて嬉しい。でも時間はもう戻ってこないのだな、と私も肌で感じる。

いろんなことで躓くことが多かった息子。大変だったなぁ。。でも、そのおかげで私もお母ちゃんになれたんだな、と心底思う。

初めて私を目で追った日のこと。
ハイハイが下手くそだったこと。

全てが愛おしくて、私の中から何かが溢れてきた。これが母性ってやつなんだ。。本で読んだことがある、それが実際に自分の身に起きたのだ。

元気に誕生日が迎えられた息子。
お誕生日おめでとう!

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