StableDiffusionで95点くらいのアイコンを作る
今のアイコンの制作過程を交えてコツをご紹介.
つまりある程度 (SDの操作くらいは) わかってる素人向け.
困ったら他のwikiを見よう.
全身絵は知らん.
まずはラフっぽいのを作る
一発目で95点は不可能.10万枚のうち1枚くらいのレベル.
適当なプロンプトで60-80点くらいのラフを作る.この時点で合格したらそれでOKよ.
あと,プロンプトはガッチガチにするとよくない.崩壊しやすくなる.
好きな要素をまとめてプロンプトにぶち込んで,寝てる間に1000枚くらい生成して,ラフをあとから選別したほうが楽だと思ってる.
今回の例: (768*1024)
拡大するとよく分かると思うんだけど,目と髪の境界がはっきりしない.
プロ生成師ならないのかもしれんが,アマは一発目の生成でこれをはっきりさせるのはめんどくさい.はっきり言って労力に見合わないので,あとから境界をはっきりさせたほうが早い.
ちなみに,
割座 (俗に言う女の子座り) の脚と脚の間に手を挟む
クソ長袖
手を後ろに組む
など,指が隠れるようなプロンプトを組むと「指の不自然さ」がごまかせるので,全身絵を作るときは参考にどうぞ.
全身絵でも正方形絵にしたほうがきれいになることが多い.
でもなんか4:3にしちゃう病気にかかった.
ラフを元に精細化する
アイコンを作るのが目的の場合は,顔を切り抜く.
ちょっと余分を大きめに.
例: (304*304)
img2imgに送る
こいつをimg2imgに送って,hairdetailer (Civitai) などを適用しつつ,ついでに768*768-1024*1024程度にリサイズする.
hairdetailerの重さは0.4-0.7程度にするとpixivのいい感じのイラストっぽくなっておすすめ.
それ以上は写実的になる.それ以下はアニメ塗り.
重い場合はTiled Diffusionなどを導入する.
もしくはgoogle collabを使う.←こっちのほうがおすすめ
こんなんになる: (1024*1024)
waifu2xとかで4k化 (物理)
hairdetailerをつければだいたいは気にならない程度に精細化するので,waifu2xをかけとけばきれいになる.
アイコンはちっちゃい事が多いので,画質は良くしておいて損はない.全然しなくてもOK.
[余談]
モデルはkohakuV5rev2 (Civitai) を使ってます.
VAEはsdVAE4Anime (Civitai) .
結構安定する.たまに色がぶっ飛んでキマってる絵ができたけど.
[余談2]
この子はラフ463枚目の出力だったので (出力中寝てた) 名前は白身ちゃんとします.
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