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52歳からのAI絵本作家への道③:〜Midjourneyの沼に溺れて その1〜
手段が目的に?
元々、私にとってMidjourneyは、絵本の挿絵を作るためのツール、手段に過ぎませんでした。
ところが、WEB版登場により取り組みへのハードルがグッと下がったことで、Midjourneyで画像を作ること自体の面白さに目覚めてしまいました。
今回は、自分の頭の整理と備忘のため、私が学んだプロンプトやパラメータについてまとめていきたいと思っています。
単なる自分の頭の整理や備忘のためなら勝手に一人でWordやGoogleドキュメントに書いて保管したらええやん、というツッコミはありそうですが、違うんです!
noteに書く前提だからこそ書く気が起きるというか、緊張感があって正確なものにしようという気持ちが生じるのです。
読んでくれる方は少ないと思いますが、いいんです。備忘録ですから(負け惜しみ)。
とはいえ、少数の読んでくださる方のために、私が考えるMidjourneyの魅力なんかもお伝えできればと思っております。
ということで、早速本題に入っていきましょう。
Midjourneyの魅力とは?
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Midjourneyの魅力はなんと言っても、私のように絵心のかけらもないような人間でも、たった1行のテキスト入力でこのような幻想的な画像を手に入れることができる点にあります。
Midjourneyの特徴と強み
1.圧倒的な画質とアート性
個人的な感想ではありますが、他のAI画像生成ツールと比べると、特に芸術的な表現が得意なように思います。水彩画風やアニメ調、油絵風など、様々なスタイルに対応できます。
例えば、同じ「猫」でもこんなに表現が変えられます:
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2.直感的な操作性
テキストを入力するだけの簡単操作
生成された画像から派生バージョンを作ることも可能
特にWEB版のリリースによって、かなり簡単に操作できるように
3.豊富なカスタマイズ機能
様々なパラメータを使って、画像をより細かくコントロールできます。
例えば:
アスペクト比の設定(例:16:9, 1:1)
画質の設定
スタイルの強さの調整
ランダム性の制御
などです。
これらについては、追って整理していきたいと思います。
始めるのは簡単!
ここまで読んでMidjourneyに興味を持たれた方は、早速クレジットカードを握りしめてWEB版Midjourneyに登録しましょう!
慣れてくると、Discord版にチャレンジすれば更にMidjourney世界を深掘りができるそうですが、私はまだまだそこまで行けていないので、WEB版でチョロチョロしています。
プロンプトの構造
さて、ようやくプロンプトの具体的な話に入っていきたいと思います。
Midjourneyの公式WEBサイトによると、プロンプトを入力する際には、以下のような基本構造に従う必要があります。
イメージプロンプト + テキストプロンプト + パラメーター
イメージプロンプト:
仕上がりや内容について参考としたい画像がある場合に、その画像のURLを貼り付けることができます。もし参考画像のURLを貼り付ける場合は、必ず先頭に置く必要があります。
Midjourney公式では、長々とテキストプロンプトを書くよりは、参考画像を貼り付けることを推奨しています。参考としたい画像の具体的なイメージがあれば、それが手っ取り早いですね。テキストプロンプト:
生成したい画像を表現する文字列であり、呪文のような英語の羅列の部分です。私がこの記事で整理したい内容の中心となるものです。ここを理解することがMidjourney攻略のかなりの部分を占めると思っています。パラメーター:
画像の生成方法に関するものであり、アスペクト比(1:1、16:9 など)や使用するMidjourneyのモデルを指定することができます。Discord版ではプロンプトの一部として入力しますが、WEB版では三本線のセッティングアイコンから選ぶことができます。
少し長くなりましたので、テキストプロントの具体的整理については、また別の記事で書きたいと思います。
ちなみに、Recraftは日本語でのプロンプトも受け付けてくれましたが、Midjourneyは全然受け付けてくれませんでした。試しにやってみたところ、以下のようになりました。
使用プロンプト(英語で入力):
Pig is jumping joyfully in a lush forest while making a playful "plu!" sound. The background features bright green trees and a clear blue sky. Giraffe is laughing and swaying her long neck, while Penguin and Cat smile and watch nearby. Warm, inviting cartoon style for children.
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(これも微妙な絵ですが…猫いないし…)
日本語で入力した場合:
ブタが森の中でジャンプしながら"プー!"と元気におならをしているシーン。背景は明るい緑色の木々と青空。近くでキリンが笑いながら首を揺らし、ペンギンとネコも笑顔で見ている。シンプルで温かみのある子供向けのカートゥーンスタイル。
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