大人、ピューロランドの理由。良い場所だから伝えたい。
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26歳サラリーマン。新卒で入った医療機器業界を離れ、コンサルタントとして日々邁進しております。今年の4月から年パスを所持。土日メインで通っています。ショーをみたり、フードコートで本を読んだり。たまに友達と行ったり。
大人がピューロランドに通う
勢いで買ったが当初、理由が自分で説明できなかった。
依存でもない。キャラが居なくても生きていける。グリに命を捧げてはいない。なぜ寸暇を惜しみ行くのだろう。
3ヶ月目にして出た結論
ピューロランドでは、コンフリクト(論争・争い・衝突)が生じた際に、競争、回避、適応で解決はしない。必ず協働して、"問題解決"をはかる。これって、一見当たり前かもしれないけど実際はとても難しい。
仕事も趣味でもこれができなくて、悩み苦しんでる。我慢して。押し殺して。時には相手を抑え込んで。
"みんな仲良く"という共通言語でキティさんは伝えてくれる。小さい頃から刷り込まれた価値観だから思い出す。しかし、仲良くと言われても、自分の身体に染み込み価値判断が変わるまで咀嚼は難しい。実際問題、できないから矛盾に反感を感じる。
"みんな なかよく"できていたら、人生そんな悩まない
でも、それでも
なんで虹の下に皆んな通うのか
"かわいい"から行くのか
"いやされる"から行くのか
"ショーの質が高い"から行くのか
それだけじゃない
知恵の樹の下で、"協働して問題解決"する過程。つまり真の意味での"みんな なかよく"を受け止めることができる。
奇跡なんかじゃない。彼らは実力で"ミラクル"を起こしている。
みんなの力で"ミラクル"を起こす
その実例を紹介する。
2015年のパレード、"OMOIYARI TO YOU"では、マイメロディと、リトルツインスターズのキキ、ララの生誕40周年を祝うパーティー。
クロミちゃんが、マイメロディに誕生日を祝う花を代表して用意する。しかし、クロミちゃんがパーティーに用意してきたのは"種"であった。あるパーティー参加者(演者)がクロミちゃんを責める。
これは種であり、花ではない。
なぜクロミちゃんは花を用意しなかったのか?
本人から語られる。
お花屋さんに行き「世界で一番キレイな花をください」といったところ、そこで渡されたのが"種"だった。「世界で1番綺麗な花はこれだよ。でもまだ咲いてないんだよ」と。
クロミちゃんはマイメロディに世界で1番綺麗な花を渡そうとしたのである。
しかし、種は花ではない。悲しむクロミちゃん。慰めるキティさん。
そこで彼女らが出した結論は、キャラや他の人、お客さん、この空間にいる全員の願いの力でこの種を咲かせる。
「みんなで願えば、きっと叶う」
種は突然、光を放ち、ピューロビレッジ全体に咲き誇る。
マイメロディ「キキ、ララ、あとはお願い!」
キキ、ララ「大丈夫。この友情がいつまでも続くように美しい光に変えてみせるよ」
ピューロビレッジに、世界で1番美しい光が咲き誇る。
このようにしてクロミちゃんの"思いやり"が、あのパーティーに参加していた全員の願いの力と、リトルツインスターズの魔法の力で、届けることができた。妥協でも、ひとりの天才的な発明でもない。全員が"協働"した。
大切な、大切な、仲間のために。
人と向き合うからこそ、ピューロへ
上記の"OMOIYARI TO YOU"は一例であり、ピューロランドは真の意味での"みんな なかよく"をブラッシュアップされている。
大切な仲間のために頑張る貴方へ
大人だからこそ、ピューロランドは面白い。
"気づき"をくれる。
暖かくて優しさに溢れた、世界で1番サンリオな場所。どうか自分の目で確かめて、全身で感じて欲しい。
最後に、他のショー、パレードを紹介しよう。
どれも魅力的な作品達である。
現在休止中の大人気パレード、"ミラクルギフトパレード"は、「誰だって光を見たくない時もある」という、全ての人が抱える闇に真摯に向き合う。
今、ピューロで観ることがるできる"KAWAII歌舞伎"は、外見、歴史的な衝突がありつつも、「みんなを笑顔にしたい」という共通の願いを掲げて仲間になる。
"ウィッシュミーメルのChance for you"は、外見の違いから恥ずかしさと心配で家を出れなかったメルちゃんが、みんなが届けてくれたお手紙から外に出て、今度はみんなに気持ちを届けたいと、それを生き甲斐にする過程。
今回、1番届けたいもの
コンフリクトと向き合う皆様に何としても届けたいパレード。それが"Rainbow Drops ~雨と仲間のものがたり~"である。
本作については、以下noteにまとめている。
子供向け、女の子向け、そんなイメージを持たれていることが大半であろう。けど、この場所の本質はそれだけではない。性別関係なしに、純粋にかわいいものは"カワイイ"。何よりも良いものは"良い"のである。
最後まで読んでくださったあなたにこそ、エンターテイメントの持つ力、メッセージ、祈りを受けとめてくれたら嬉しい。
大好きな場所だから、大切に思いを書きまとめました。
ご拝読いただきありがとうございます。
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