真面目なやつが損をして、ずる賢いやつが徳をする。
ちょっと気になったことがあったので書いています。
私は世間で言う中間管理職で、上からの圧力と下からの反発に押し潰されそうな毎日に耐えている立場の人間なのだが、今日の仕事場での出来事、連休前と言うこともあり、休みに入る前にどうしても片付けなければならない仕事があった。
その仕事の担当者にも話をして私も手伝うから協力して終わらせようと話をした。
するとその担当者が『なかなか難しいですね〜』と言った。
上からの無言の圧もある、『ここでこなしておかないと後で苦労するぞ』と話をして作業を始めた。
本来は担当者自身が今日中にこなさなければいけない業務のはずなのに、作業を見ていても明らかにサボり気味な感じで見ていてイライラする。
結局その業務は定時には終わらなかった。
私は少し残業してでも終わらせるつもりでいたが、担当者は『お疲れ様でした〜後よろしくおねがいします』と、そそくさと退社した。
『ん?どうして?』
ポカーンとしてしまった。
結局、私が最後まで終わらせて何とか作業終了。
担当者の仕事は予定通りに次の作業へとつなぐことが出来た。
そして思ったのがこれ、『真面目にやってるやつは損をし、ずる賢いやつは徳をする。』
そんな理不尽さを感じた1日だった。
友人にその話を相談すると『自分で全部やっちゃうからいけないんだよ。そんなやつの仕事はほっとけ』と言われた。
その言い分もすごくわかるし、実際にそうしようとも思った。
でも仕事は仕事、軽く投げ出せない自分がいて、もどかしかった。
真面目にやるしか能のない人間と要領よくうまくその場を乗り切るずる賢い人間。
世の中的には、どっちが優秀とされるのだろうか?。
答えは出ないがそんな事を思った単なるオッサンの愚痴でしたとさ。