マフィンさんが出来上がるまで sono1
2023年の年末、来年で10周年を迎えるのだなとこれまでのことを思い返していたら、また新たな気持ちでこれから一緒に歩んでいける、akkordを象徴するような絵があればいいなと思いました。
そこで、描いていただきたいと思ったのが田所真理子さん。
真理子さんの絵との出会いは20年ほど前。
2005年に発刊された季刊誌「日々」でした。
本のタイトル通り、日々のささやかな日常の中にしあわせを感じることのできるような素敵な本で、毎季ごとに届くのが楽しみでした。
その中で真理子さんは挿絵を担当されていて、心があたたかくなり、日常を大切に暮らしたいと思えるような挿絵で大好きになりました。
いつかお店をはじめることができて、描いてもらえることができたら、なんて素敵なことなんだろうと夢見ていました。
月日が流れ、念願のakkordを2014年にオープンし、あれよあれよという間に10年。
この機会を逃してはならぬと田所さんに思い切って連絡をしてみました。
ドキドキお返事をお待ちして、あれこれとやりとりをさせてもらい、なんとなんと描いてくださるとのことで、飛び跳ねるくらい嬉しい瞬間でした。
せっかく描いてくださるのに会わないわけにはいかない!と、雪が溶けだした4月にスタッフと一緒に長野県信濃町へ向かいました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?