能登半島地震チャリティークッキー缶
2024年の元旦に能登半島地震が発生し、まる8か月が経ちました。
今月9月14〜16日アコルト10周年感謝dayにあわせて第2回能登半島地震チャリティークッキー缶の販売を行います。
前回はホワイト缶でしたがブルーグレーになり、前回と同様、売上の一部を寄付させていただきます。
ご予約など詳細はまた後日お知らせさせていただきます。
アコルトでは、珠洲市にある二三味珈琲の豆をオープン当初から提供しています。遠い能登から送られてくる豆は、深煎りの中に優しさを感じる美味しい珈琲でアコルトにはかかせない豆です。
地震後、二三味さんの状況が心配でしたが地震発生から2ヶ月後、大きな被害がなく豆の発送からはじめますという連絡をいただき、現在も美味しい豆を送っていただいています。
震災が起きてすぐ、いてもたってもいられず何か小さなことでもできることはないかと考え、友人で佐渡在住のイラストレーターあわたさちこさんにお願いし、能登の美しい自然をイメージしたイラストを描いてもらい、能登半島地震チャリティークッキー缶を製作しました。
第1回目は3月に販売し、たくさんの方にご購入いただき、クッキー缶売上の一部とお客さまからのご寄付合わせて59700円、摂津富田にあるねきさんの自家製ドレッシングの全額寄付16800円、合計76500円を珠洲市能登半島義援金へ寄付させていただきました。
ご協力ありがとうございました。
8ヶ月がすぎて日に日に報道も少なくなり現状がわかりにくくなっていると感じます。
第2回目の販売をするにあたって、現状を知った上で缶の販売をすることが大切だと思い、能登に暮らしてらっしゃる方にお話しを聞くことができないかと考えていたところ、同じ町内会で仲良くさせてもらっているMBSラジオ「ネットワーク1・17」キャスター西村愛さんがタイミングよくお店にきてくださって、このあいだ能登に行ってきたよとお話を聞かせてくださいました。
今回、珠洲市へ行かれて被災地域復興支援ガイドツアーに参加されたそうです。珠洲市内ではまだ断水が続いている地域もあり、倒壊した家屋は、少しずつ解体が進んではいるものの、そのままの状態の家屋がたくさんのようです。
被災地域復興支援ガイドツアーは、被災された地元の方たちが珠洲の現状を知ってもらうことが大切だとの思いでリブート珠洲を立ち上げ、外から人が来ることで地元の人が刺激を受けたり、宿泊施設や飲食店、土産物店などへの支援が広がったりすることが復興のきっかけになればという思いで開催されています。
また、地元の方たちの有志で、人々が交流できるようにと本町ステーションという交流の場所を立ち上げ、人と人との繋がりで暮らしてきた日常を取り戻そうと活動されています。
課題が山のようにある現実の中で、自分たちでできることをひとつひとつ行動し前に向かっておられる様子を聞くことができました。
クッキー缶という小さな動きではありますが、少しでも力になればと思っています。