『風と水と畑から教わった自然体になれる「しないこと」リスト(マノマノ著)』を読んで
この本は、農家であり心理カウンセラーでもあるマノマノさんの著書になります。マノマノさんのことはXでフォローしていて、ザワザワしている心を落ち着かせてくれるような言葉のつぶやきに良いなと思っていました。本を読んで、ネガティブなこともポジティブに変換させてくれるようなところもあり、読んで良かったです。
まず、「心が先にあり、現実が着いてくる」、「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになる」、ということについて、自分の思いが大事なんだなと感じました。何かを始める時、まず何をしたいか、どうしたいかを考えてから物事を進めていくと言われますが、このことにも通じるような気がします。思いがあって後から結果が着いてくるようなことかな、と感じました。自分の気持ちをないがしろにせず、何故これをしたいと思ったのかを時々振り返りながら、自分の気持ちを大事にしたい、と思いました。
次に、「心にマイナスな言葉が浮かんだら自分の本心を知るチャンス」、ということです。心の内側に生じる言葉から本当の願望やなりたい自分を探すチャンスであり、マイナスな本心よりもプラスの本心を言葉にしよう、とあります。以前、他の方のセミナーで、ネガティブな気持ちしか思い浮かばない時は自己洞察が足りない、と言われましたが、ネガティブな気持ちからポジティブな気持ちがあると考えるのは自分を信じる気持ちがあることが必要な感じがします。自分はどうせ…って思っているとネガティブな気持ちが自分の本心、と思ってしまいますが、自分は基本ポジティブ、と思うことで諦めずにポジティブでもある本心が見つけられるのかなと思いました。マノマノさんの言葉を励みにネガティブな気持ちが出てきたら自分の本心を知り、プラスの本心を見つけたいと思います。そして、「ネガティブは考えることで生じ、ポジティブは感じることで生じること」、ということで、五感を大切にしたいと思います。心が優しくない時はゆっくりして、呼吸を意識すると良いようです。
他にも、「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ…byチャップリン」
「心は条件さえ整えば、ある日突然パッと発芽することがある」
「離れていく人を追わない、縁があればまた繋がるから」
「嫌われることを恐れない、嫌う人もいて当たり前」
「他人と過去は変えられないけど、自分と未来はいくらでも変えられる」
「防御力を鍛えない、回復力を鍛える」
「未来の達成した姿を先に思い描くことでそれが後々自分のもとに自動的に流れてやってくる」
「花を見て美しいと思うのは、花を見た時に美しいと感じる心があるからだ」
・・・等、気になる言葉が沢山ありました。人との繋がりや、自分の行っている行動に無理をして頑張っている時が往々にしてあるような気がしますし、今までの人生において心をないがしろにして無理して頑張ってきたこともありましたが、自分の心を大事にして、しないこと、手放して流れに身を任せることも大事なように感じました。人間としての器を大きくすることによって心の受け入れも大きくなるかもしれないので、自分の心の成長も出来る様にしながら、自然体に過ごして健やかで幸せな人生を過ごせたら良いなと思いました。
マノマノさんのX、おススメです。これからもつぶやき楽しみにしています。