少し早い父の日にまつわる話。
お久しぶりです。アキコ愛加那です🌺🍠
本州も梅雨入りしたそうですねー。皆様いかがお過ごしでしょうか?
最近はアルバイトに忙しく、なかなかミクチャの配信もご挨拶周りも出来ない日々が続いています。
お世話になっている皆様本当にすみません。
もうすぐ浮上率高くなってくるのでしばしお待ちください。
さて、今日は家族の話を。
私はひとりっ子で、父と母と3人で地元鹿児島県は徳之島で暮らしています。
父は大工、母は専業主婦、私はライバーやら好きなことをやらせてもらいつつ、フリーター。決して裕福な家庭ではありませんが、幸せに暮らしています。
私は5年程前まで、女優になるべく長らく東京で生活していました。
何故東京から徳之島に帰って来たかというと、長い下積み時代が実を結ぶ事がない苛立ちと、精神疾患を患いホームシックになってしまったからでした。
それからは島でバイトを転々としつつ、親のスネもかじりつつ療養の日々。
それが現在進行形で続いている状態です。
私がもう38歳とアラフォーに差し掛かっていますから、両親ももう70代後半です。
本来であれば、立派に会社員をしているか、婿を貰うなりして両親の生活を守るのが娘として、長女としての役割なのかもしれません。
実際、昨年父が現場の仕事中に倒れ入院した頃から、そろそろ退職させなければいけないなと危機感を感じていたり…。
そういう話も時折食卓で私から持ちかけたりするのですが、「まだ動けるから大丈夫。仕事をしていないと落ち着かないから」と本気なのか無理をしているのかわからない言葉で力なく笑う父。
そんな穏やかな父と、いつも気性の荒い母に、先日人生最後のお願いをしました。
「私に3年間時間をください。もう一度女優をやりたいんです。3年やって生計が立てられなかったら必ず帰ってきます」と。
ミクチャの朗読劇オーディションが終わったタイミングでした。
両親共に複雑な表情です。当然です。
沈黙を破るかのように父が呟きました。
「お父さんは反対だよ」
覚悟してたとはいえ、こうやって私の行動を反対する事は人生で一度も無かったので、少しショックといいますか、驚きがありました。
でも当たり前ですよね。せっかく帰郷して家族一生共にできると信じて疑わなかったはずですから。
しかし、島に帰郷してからも劇団活動を観てくれていて、私の芝居への情熱も知ってくれていましたし、ミクチャ配信を始めて精力的にイベントに取り組んでいる姿を誰よりも近くで見てくれていた訳ですから、内心本当に複雑だったと思います。
安定した人生より、つかめるかわからない夢を抱いてしまった事。
それを今もなお諦められない事。
私は本当に親不孝娘だと思います。
「数ヶ月貯金して上京してバイトで生計立てて、3年以内に絶対女優を生業にするって誓う。お父さんもお母さんも何不自由なく生活できるくらい養える人間になる」
そう断言した私。
それにまた力なく頷くだけの父。
わかってるよ。不安だよね。
自分の事も、お母さんの事も、私の事も、今までずっと命懸けで守ってくれていたんだもの。
本当にごめんなさい。
でも私、わがままだから全部手に入れたいの。
私自身の幸せも、家族の幸せも。
決意を固めてから私、鎧を被ったように強くなっている気がするんだ。
だから、最後に私の事信じてくれないかな?
まぁこのように家族会議は終わったのですが、正直納得してくれているかどうかはわかりません。
今後の私の行動で示していくしか術はないと思っています。
頑張らなくちゃ。
ミクチャも、上京前準備で多忙になると思うので6月8日~14日のミクチャ広報部アシスタントMCオーディションで一旦2022年ガチイベ最後になります。
そちらも一生懸命取り組んで、有言実行できる逞しい姿を両親に見せたいと思います。
お父さん、いつもありがとう。
愛してるよ。