私の職業について
こんにちは、akinkoです。今回は私の放射線技師としての経歴をお話ししたいと思います。
これから診療放射線技師を目指している方、またこの職業に興味を持つ方の参考になれば幸いです。
放射線技師を目指した理由
私は高校卒業後、放射線技師の専門学校に入学しました。
以前から、白衣を着て病院で働けたらかっこいいなーと漠然とした思いがあり、(テキトー💦)
学校の先生に相談したら、放射線技師がいいんじゃないかと助言を受け、大学を目指して勉強するも不合格。
浪人することも考えましたが、専門学校でも資格は取れるのでいいかーと思い、専門学校に入学。
入学したものの、学校の授業内容についていけず、とても苦労しました。
とくに物理や電気工学など理系の科目が不得意で、授業内容もわからず、テスト前に泣きながら友達や先生に教えてもらっていました。
興味がないことを勉強しても全然頭の中に入ってこない💦
授業内容がどんなものか調べてから決めるべきだったと、後悔したのを覚えています。
大学病院での仕事
苦労しながらもなんとか国家試験に合格し、卒業後、大学病院に勤務しました。
話下手で患者さんとコミュニケーションがうまくとれず、仕事もわからない事ばかりでした。
もたもたして患者さんには不安がられるし、上司や先生にも怒られてばかり。。。
毎日必死になって業務をこなし、終わってからは勉強の毎日。当直も1週間に1回ほどこなしていました。
今振り返れば、怒られると悔しいから勉強する。
それで成長できて、今の自分がいるのかなと思っています。
ここでは一般撮影や、CT、MRI、マンモグラフィなど診断部門に従事していました。
働いていくなかで、乳がん検査のマンモグラフィに興味を持ちました。
乳がんは近年とても増えています。
40代の働きざかり、子育て世代に増えており、マンモグラフィは乳がんの早期発見に必要な検査です。
知ってる方も多いと思いますが、乳腺を圧迫して撮影するので痛みが伴い、苦痛だと言われる方が多いです。
勉強するために、病院内外での勉強会に積極的に参加し、またスキルアップのためにマンモグラフィ認定技師という認定資格を取りました。
総合病院へ転職
30歳を過ぎ、結婚。新居から大学病院は遠いので家の近くの総合病院に転職しました。
ちょうどマンモグラフィができる女性技師を募集しており、すぐに内定をもらいました。
ここでは、乳腺エコーという超音波で乳がんを調べる検査を習得し、認定資格も取得しました。
その頃は長男3歳、次男を出産し、仕事、家事、育児で大変でしたが。義理の祖父母にとても助けてもらいました。
本当に感謝しています。
経験して思うこと
昨年にそれまで働いていた病院でフルタイム勤務からパート勤務になり、同時に検診施設でも働き始めました。
フルタイム勤務の時よりも勤務時間を減らし、給料は下がりましたが、どちらの施設も今のスキルを活かせる働き方をさせてもらっています。
家族と過ごせる時間も増えて、今の私にはちょうど良い働き方です。
今後は、お腹を超音波で調べる腹部エコーをいう検査や、胃がんを調べるバリウム検査をいうものを習得できればと思い、勉強しています。
学生時代の勉強は苦痛で仕方がなかったけど、今は学習する事が苦ではなくなりました。
興味がある勉強は頑張れるものですね。
時間のない中、勉強のやり方を自分なりに工夫して、徐々に頭に定着させることができるようになってきたとおもいます。
これからも失敗しながら、新しい事にも挑戦していきたいと思っています。
つたない文章に最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。