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自問自答ファッション教室でもらったものは『応援』だった

自問自答ファッション教室に参加して一番良かったことは、
『自分が欲しがっていたものは何だったのか』が、分かったこと。
それを言葉で表すには何が適切なのか、ちょと難しいけれど・・・
近いものは『応援』なのだと思う。
しかもそれは与えてもらって初めて自覚したという( ゚д゚)ハッ!


会議室の扉をおそるおそる開けると、あきやさんが優しい笑顔で席を案内してくださり、たぶん帽子か自作のイヤリングを「カワイイ~♪」と褒めてくれたと思う。(緊張していたし、その後の怒涛の8時間でもううろ覚え(^^;))
ファッションが好きな人ならごく当たり前?のご挨拶だけど、やっぱり嬉しい。
本当にそう思ってるんだろうなぁと思わせてくれるあきやさん(さすがプロ!)←すみません私自己肯定感低くて嫌な言い方してるかも・・(◎_◎;)
すぐに・素直に誉め言葉を受け取る練習はしてるけど、心に余裕がないと卑屈野郎に戻っちゃう。

教室が進み、トイレ休憩の時にも老眼鏡(100均で購入、なるべくブサイクにならないやつ、おばさんみたいに見えなさそうなやつを選んだとはいえ100均💦)ですらカワイイとちょくちょく褒めてくれる・・・!
なんて優しいんだあきや神!!☆

教室での自分を掘り進めていく作業はあたたかいながらも白熱して行き、みんな真剣にキーワードたちに向き合う。
「さあ、いよいよ各自のコンセプトを決めましょう!」という、この日の一番重要な場面。
各自が自分の内面に集中してコンセプトに対峙していても、孤独じゃないのが不思議だしありがたい。。
ここまでお互いの話に共感したり驚いたり笑ったり感心したりしてきたからだろう。
でもなかなか決められない、どうしよう!もうこれは宿題かな・・・(´;ω;`)

やりたい仕事・ライフワークは何だと聞かれて二択で迷う
子供体操教室のコーチvsダンサー
(かつての天職vs最近違和感を感じている趣味)
やっていて心が充実していたのはコーチだな、と思う。
ダンスは見るのは大好きだけど、自分が踊るのはそんなに好きじゃない。不器用で振り覚えが遅いし苦行だとすら思ってる。レッスン中楽しい瞬間なんて無い。これはなかなかダンサーや一緒に習ってる生徒さんたちにすら理解してもらえないのだけれど。
だから自分で「ダンサーです」とも名乗れない。いつも「趣味でダンスを習っています。」と言っている。

そうやってぐるぐるあわあわしているとあきやさんがやって来て、「あっこ3は踊りましょう!ダンサーです!!」と言い切った!\(◎o◎)/!
これにはかなりびっくりした。
あきやさんは他のガールズにはだいたい自分で選べるように誘導(サポート?)していらして、それが王道の?本来の??やり方なんだと思うのだけど・・・???

うんうん唸ってひねり出したコンセプト(仮)。
自分のコンセプト(仮)が『ダンサー』というのに驚きと少しの違和感があるまま、お時間が来てしまった。。。
ダンサーに憧れはあるので嫌な気持ちはしない、ちょっと嬉しい気持ちもあるけれど・・・
でも枕詞となるキーワードは悩みながらも「はい、選んでみて♪」と言われた時スッと選べたし腑に落ちている。

「自分が好き」で「自然体」で「存在感のある」『ダンサー。』


そうして8時間の楽しいコンセプト決めの戦いを皆でくぐりぬけた一体感と高揚感を感じつつ、もうさよならなの・・・?!と、名残惜しさでいっぱいの気持ちになる。
それでも「会議室を空けなければ・・・」と思いドアの所であきやさんにお礼を言おうとしたとき、あきやさんが「お洋服、白黒赤でバランス良くてステキですよ~♪👍」と言ってくださった・・・!

これが、私が欲しかったもの。

そのお言葉を聞いたとき、すぐにはわからなかった。

さすがにあきや神のオーラや場の空気にも慣れた後だったので、すぐに・素直に「え~嬉しい!」と思ったし言えたけれど、もう解散しなきゃいけなくてドタバタしている時にわざわざもう一度(はじめましての時にも褒めてくれた)言ってくれるなんて!とびっくりした。
ここは普通「お疲れさまでした~楽しかったですね!気を付けて帰ってくださいね♪」だと思っていたから。
でもものすごく嬉しい。ふわっとあったかいものを貰った気がした。

その後もガールズさん達とマクドで喋り倒し、後ろ髪ぐいぐい引っ張られながらホテルへ。


ベッドであきやさんの帰り際の言葉を思い出す。
なぜわざわざ、あの場面にふさわしい別れの挨拶ではなくて、コーデを褒めてくれたんだろう・・・
スタイリングを認めてもらった?それが嬉しい??
ファッションにこだわりがありそうに見えたからコーデの話をした?
いや、違う。
たぶん、「あなたの思いはそのコーデから伝わっていますよ、受け取りましたよ、大丈夫だよ、ファッションもダンスも自分のことも好きでいてね」
というメッセージなんじゃないか・・・?!
そのメッセージは一言で表すなら・・・『応援しているよ』?!

そう思った瞬間、「ああ、私応援してほしかったんだ!助けてほしかったし、支えてもらいたかった、慰めてほしかった、分かってほしかったんだ・・・」
「そしてそれを、貰ったものを私も誰かに渡したいんだ。だからそれが出来ていたコーチの方がやってて幸せだったんだ・・!」
自分の欲しかったものがはっきり分かって、とても救われたような気分になる。ものすごい安心感・・・!
最近は応援してもらえていなかったから、いろんなことに不満が出てきてイライラするし、人にきつく当たってしまって自己嫌悪するし、孤独を感じていたんだ。

でもたぶん、私のこういう子供じみた不満や恐れ、寂しさは人から見たら分からないんじゃないだろうか?
だって必死に隠しているから。
コンセプト(仮)とは真逆の、「自分の事が嫌いだから、不自然に頑張りすぎ、そんな自分が恥ずかしくて本心を隠しているから存在感が無い」のをごまかすために奇抜な格好をして、キツめのメイクをする。
自分が満たされていなかったら、人に与えることなんて出来ない。
15年師事したダンスの師匠が引退してしまって、表現したいダンスも、同じ価値観で頑張れる場も、応援してくれる人も、分かってくれる人も失くしてしまった。
うちの旦那は与えてくれる人だけど、それだけでは足りないの。強欲なんでしょうか💦
とにかく今は先に自分を満たすことが必要だと思う。

自分でも明確には分かっていなかった欲しいものに気づかせてくれて、それを与えてくれた自問自答ファッション教室って凄い・・・
(あきやさんは帰り際のあの言葉に、そんな含みを持たせたわけでは無くただの世間話だったかもしれないけど…私がそう感じたのだからそういう事にしておこう。だって『自問自答』だから!)
思い切って行って本当に良かった!!

(この文章にファッションの事ほぼ出てきてないぞ(;・∀・))


この日あきや神にお褒めいただいたイヤリングは一番長いやつ。
3段フリンジは買ったけど、後の二つは糸を段ボールにぐるぐる巻きつけて作った。
エモーショナルアイテムとして話のネタに持って行った。
存在感はあって良いのだけれど、衣装全体を見れば3段フリンジの方が合っていたかも・・・
ベルトにも耳にも同じようなフリンジで、「フリンジだらけの人」になってる(;・∀・)
この帽子はアイデンティティかもしれない。
激安洋服店で1,500円くらいだったけどクラウンが低めで使いやすく、身長も盛れるし
分け目ハゲも白髪も隠せるし、何より個性と存在感を与えてくれる!
真夏以外はすごい使用頻度なのでだいぶくたびれている。
2代目が欲しいけど、なかなか良いものが見つからなくて困っています・・・





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