ひとりで生きるということ

最近もやもや悩んでいる。

私は双極性障害を理由に離婚した過去があるのだけれど、その理由のひとつに「子どもを持たない」と決めたことも入っていたように思う。

双極性障害でも、子どもを持って素敵な家庭を築いている方たちも沢山いらっしゃいます。その方たちを否定する気持ちは一切ないことをここに申し添えます。

なぜ、私は「子どもを持たない」と決めたのか。単純に若い頃は子どもの可愛さをよくわかっていなかった、双極性障害は遺伝病ではないものの親族を見ていると私の家系は精神疾患を患いやすいのではという不安、治療抵抗性のうつ状態が続いているので出産と育児に耐えられないだろうという不安、理由はいろいろある。

自分と同じ病気に子どもがなってしまい、同じ苦しみを味合わせることが起きたら、自分を許せないというのも理由の一つである。これは私が双極性障害を受容しきれていないからだと思うけれど。

こうやって書き出してみると、私は私なりの理由があって、今の生き方を選んだのだから胸を張れば良いと思うのだけれど…

ここ数年で妹がふたりの子どもに恵まれて、私は初めて伯母になった。姪たちの可愛いことと言ったらもううまく表現できない。毎日写真や動画を送ってもらってその姿を見ている。ときどきは一緒に遊ぶ。

そんな毎日を過ごしていると思うのだ。ああ、私も自分の家族を持ちたかったなと。そして日々悩む。このままで良いのかと。妊娠には禁忌の薬を飲んでいてまだやめられそうにないし、もう37歳になるから子どもを授かれるかわからないし、そもそもお付き合いしている方はいるけれど結婚しているわけではないから、子どものことで悩むなんておかしな状況ではあるのだけれど、ギリギリ産めなくはない年齢だから悩んでしまう。

冷静になれば今の自分に出産と育児は無理だから、私には縁がなかったと思って諦めようと思えるのだけど…療養中で時間だけはあるから、私はこれで良いのかと毎日悩んでしまう。問題がデリケートすぎて誰にも相談できず悶々としている。

子どもを持たずとも豊かに幸せに生きるにはどうしたら良いか、真剣に考えなくてはいけないかな。ひとりで生きる覚悟が、まだできない。

悩みに耐えきれずただただ想いを綴るnoteとなりました。最後まで読んでくださった方がいらっしゃいましたらありがとうございます。