わたしの底力が発揮されるトキ
無性に、力が湧いてくることがある。
「こういう状況なんだけど、なんか知ってる?」
友人から問いかけや相談が来た時だ。
こういうのを世話焼き根性というのだろうか。
「それ!知ってる!まとめたことあるわ。
ちょいまってね、他の子から聞かれた時にまとめた画像があるから送るね。
あ、あとこのブログの記事でまとめてるから読んで。
この本もええよ。実践的な内容書いてるから。
なんやったら貸すで」
こうなってしまったら
家事も育児も置いといて全てのエネルギーを相談者の解決に注ぐモードになっていく。
恩を売りたいわけじゃない。
感謝されて自分を崇めてほしいわけじゃない。
本能が嬉々として世話焼きしてしまう。
多分、母方の祖父の血が騒いでいる。
堺に住んでいたので、わたしは「さかじぃ」と呼んでいた。
大好きな人だった。
誰よりも明るくて、踊りがうまくて、歌もうまくて、絵も上手で、お酒を心から愛していて、
お酒を愛しすぎて早めに肝臓の病気で亡くなってしまった。
さかじぃは、ネジや部品の営業の仕事をしていたので
韓国や外国を飛び回り、お土産にたくさん現地のお菓子を買ってきてくれた。
誰とでも話が盛り上がり、
誰とでもニュートラルに話し、
楽しそうに場を温める人だった。
さかじぃはそんな人柄に加えて、
非常に世話焼きだった。
人間だけじゃかくて犬猫動物にも世話焼きだった。
困ってる様子を見たらほっとけない。
恩を売ろうという下世話な感情なしに、
あんたの幸せが俺の幸せだというふうに
知恵を授け、身体を動かし、美味しいものを一緒に食べたりした。
相談事を持ちかけられた時に、
わたしの底力が発揮させる。
さかじぃの遺伝子が、わたしの中にも流れている証拠だと思う。
友人から聞いた、「結婚を機に実家を出て2人暮らしをするねんけど、そもそもの部屋探しの方法がわからん」という一言。
世話焼き根性が燃え盛り、いろんな人にお部屋探しの方法や失敗談・成功談を聞いて記事にまとめようと発起したのがはじまりの、お部屋探しインタビューは第三弾まで公開されている。
この世話焼き根性と無限のエネルギーを
仕事に活かせる領域はどこなんだろうか
今後のキャリアのためにも考えたいわたしの課題