【すっきり暮らすコツ】ものの住所を決める
ものが片付かない原因の一番は、自分の暮らしているキャパ以上にものを持っていることだと思います。
自分の暮らすキャパを知り、適量のものを持つために効果的なのが、
ものの住所を決めてあげることなのです。
例えば、写真は毎日持ち歩くものを置いている棚です。
帰宅するとカバンの中身を一度空にするのですが、
アクセサリー、鍵、財布、メイクポーチを定位置に戻します。
次の日はここからアクセサリー、鍵、財布、メイクポーチを今日使うカバンに入れて出かけます。
ここの棚以外の机の上や、玄関横などに放置せず、
必ずこの棚の上に戻す、ここから出す、というルールを徹底しています。
いわばこの棚は毎日使うものの住所なのです。
なぜするのか
ものの住所を決めると、ものを取り出しやすく、戻しやすく、使いやすいだけでなく、否応無く
区割りした住所から溢れてしまったものと向き合う時間が生まれます。
ふっと今、あなたがいる環境を見回して見て欲しいのです。
重なったまま置かれた本、積み上がった服、なんとなくごちゃっとした小物類が小山になっている、引き出しの中身は開けてみないとわからないな…
そんな部分がありませんか。
逆に、ここは何がどこに入っているかちゃんとわかるし把握してるぞ、という部分がありますよね。
きちんと把握し、取り出して、また戻す場所があるものは
自分が日常的に使う必要なものです。
逆に、小山になっていたり、ものが停滞しているところは
使用頻度が低いものが集まっているかもしれません。
どう決めていくか、その順序
①ものを全て出して、要不要を分ける
1年以上使っていないもの
朝になんか違うな、と脱ぎ捨てた服
いつかしようと思っている教材
なんとなく置いている小物類
など、今のあなたが使わないものはさよならし、
「今」使うものだけを残していきます。
②タグ付けしていく
ものの住所を決める時は、ものに対して2つの基準でタグ付けしてゆきます。
1、使用頻度
(毎日使う、一週間に1度使う、半年に一回の季節のものなど)
2、使用用途(ジャンル)
(美容・清掃・睡眠・勉強など)
私は3ヶ月に一度季節替えの時期に、全てのものを出して
要不要を分けてから2つの基準でタグ付けしていきます。
同じ美容のものでも
使用頻度:毎日使う美容系はカゴにまとめて洗面所へ
使用頻度:一週間に1度使う酵素洗顔・トリートメントなどは部屋の引き出しへ
使用頻度:半年に一回の石鹸のストック品などは、押入れのストック入れへ
と上から順に使いやすく取り出しやすい1軍、
毎日は不便だけど時毒なら大丈夫な2軍、
ほぼ取り出すことがなくても不便でない3軍の、
ものの住所を割り振っていきます。
コツは使う場所と使うものを近づけること。
そして、カゴ一つ分の収納スペースしか置けないのであれば、
収納グッズを買い足すのでなく、ものの量を見直し、必要であれば手放すこと。
特に私は今シェアハウスに住んでいるので、
自室が6畳、共用部の冷蔵庫も1段分、
靴箱も3段分、洗面所も一つのカゴ分、と置ける場所が限られています。
この生活を半年続けたところ、
最初は不便だったのですが、自分の生活のキャパに合わせた
ものの量に調整し、ものの住所を決め、出したら戻すスペースをきちんと確保するようになってからは
以下のものが減りました。
・ものを探す時間
どこに何があるかがわかっているので忘れ物もものを探す時間がなくなった。
・ものをどけて掃除する時間
床に落ちた服や本を机の上になんとかまとめて掃除機をかけて…と
していたのですが、ものの住所を決めて
床にものを置かない生活になったから掃除の手間と時間も減りました。
・余分なものを買うお金と時間
以前はストックの量を把握しきれず、余分なものや量を買ってしまったり
買い物の失敗をたくさんしてきました。
今はものの総量と使い切るまでのタイミングがわかってきたので
セールをやっていても余分な買い物をしなくなりました。
まとめ
一度ものの住所を決めて、
取り出しやすく、戻しやすい状況を作ってしまうと
今までの片付けにかけてきた労力と体力と時間はなんだったんだ…というくらい自然と部屋が片付いていくようになります。
それのなんと楽なことか!!
心をすっきりと過ごすコツとして
ものの住所を決めることを取り入れてみるのはいかがでしょうか。
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スキを押すと、2/3の確率で冬にうれしい生活雑学を披露します。のこりはあなたの存在をひたすら誉めます。