『だから、もう眠らせてほしい』1つのテーマも追えなくて

 平均寿命がやたら延び、一方で健康寿命との差が縮まらない日本、高度な医療によりとりあえず生き長らえることができる、できてしまう昨今、西智弘先生の著書「だから、もう眠らせてほしいー安楽死と緩和ケアを巡る、私たちの物語」を読んで。

 と、ここまで書いて一向にタイピングは進まず、書いては消し、消しては書きを繰り返して2週間。最初から最後まで、西先生が”医師として”の言葉を大事に紡いでいながら、”一人の人間として”の気持ちと葛藤してるのかなぁ…なんて偉そうな感想しか、言葉にできませんでした。

 今、私自身が鍼灸師として大学病院で研修させていただく中で感じていることは、「医師」は患者の「命」を救うことに常に真摯に、それこそ命をかけて向き合っているんだな…ということ。その根底にある優しさとか温かさに、いつも私は救われてきたので、ここにお礼を申し上げ、医療の現場で僅かでも力になれるよう今後とも精進しますことを誓い、感想文を〆させていただきます。

 先生、ありがとうございました!

#もう眠感想

 

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