世界に誇れる日本美を体験!
12月11日 土曜日。
スケジュール詰め込み型休日 その4
この日4つ目の最終目的地はご近所。
「浮世絵劇場 from Paris」
〜角川武蔵野ミュージアム
近すぎて、いつでも行けると思っていると見逃しそうなので、急遽予定を入れました!
16:00〜17:00入場チケットをネットで購入。
1回30分、全十二幕からなる浮世絵劇場。かなり見応えありました!丸々2回観ました!!
入った時はちょうど16:30の回が始まるところで、立って見始めました。
壁や柱、床に映し出される美しい浮世絵の世界!自分も絵の世界に入り込んだような感覚。一瞬フラつきそうになったのと、臨場感を味わおうと、その場にしゃがみ込んで観ました。
19世紀に日本の浮世絵はヨーロッパに渡りました。
ゴッホたち印象派の芸術家に多大な影響をもたらした浮世絵。その浮世絵を現在のテクノロジーで新たなカルチャーを生み出しました。
フランスで多くの人が体感した、Dreamed Japan ”Images of the Floating World” が日本に凱旋!
”SPIRIT of JAPAN”として披露されています。
そこには日本美が溢れています!本当に美しい✨日本人であることを誇らしく感じます!
ここからは全十二幕、写真と共にご紹介します!
これから観に行く、ネタバレはイヤ!という方はご注意を。でも写真と実際に見るのでは全く違うし、感動は薄れないと思いますよ!
第一幕 風景
葛飾北斎や歌川広重などの浮世絵風景画が屏風が開いては閉じるように展開していきます。
第二幕 桜
日本美を象徴する花と言っても過言ではない桜。たくさんの花びらが壁にも床にも華やかに舞い踊ります。
第三幕 日本の妖怪たち
場面は深い森の奥へ。不思議な妖怪たちに出会います。
第四幕 海
少し前に浮世絵の波の絵がスーパースロー画像と酷似していると話題になりましたね。迫力があります!
第五幕 魚
巨大なクジラは圧巻!足元にもたくさんの魚が通り過ぎていきます。
第六幕 花
大輪の花がそこかしこに現れ、そして変化して、その美しさを存分に魅せてくれます!私のお気に入りの一幕♡
第七幕 女
華麗な花に負けじと現れる妖艶な芸者たち。浮世絵には欠かせない題材ですね。
第八幕 扇
花が咲くように扇が開いては閉じていきます。本当に美しい!
第九幕 書
音楽が止み、静寂の中で書が生まれていきます。まるで生き物のように書が曲線へと変わっていきます。
第十幕 空
雲が流れ、鶴の群れが現れます。雲が風に流されると大きな太陽が昇り明るく照らします。
第十一幕 歌舞伎・侍
太鼓の響きに乗って、役者絵が次々と現れます。
それぞれに意味を持つ紋様も日本美の一つだと思います。規則的に並ぶ紋様が四方から流れる様もまた美しい。
第十二幕 提灯
幻想的な提灯の灯りで終幕です。
まるで夢を見ていたかのよう…
とても見応えのある30分でした!
出口に向かう後室では、現代の浮世絵作家の作品が紹介されています。今も浮世絵は進化を続けているんですね。素晴らしい!
こちらの展示は2022年4月10日まで。
角川武蔵野ミュージアム 1階グランドギャラリーにて。
この後、おまけ記事あります。是非♫
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