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初個展「100家庭展」への道①

 あっき~です♪
 新潟で、【柿農家】と【フォトグラファー】と【ポッドキャスター】と【在宅校正者】をしながら、四姉妹の父親をやってます。
 noteを通じて、【自分のこと】【日々のこと】などを雑多に書いていこうと思っています。
 この記事では、自身初の個人写真展「新潟県内【100家庭の子どもたち】展」のことについて書きます。よかったらご一読ください。

 2020年8月に、ぼくが撮影してきた子育て家庭の写真300枚以上を展示する個展を開催しました。通称は「100家庭展」。その前年に行った撮影企画「新潟県内【100家庭の子どもたち】」を、個展にまとめたものです。
 開催までには、本当にいろいろなことがありました。今回は、「100家庭展」が開催されるまでの物語を、全4回のシリーズで書いてみたいと思います。

撮影企画「新潟県内【100家庭の子どもたち】」

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 2019年に、新潟県にゆかりのある子育て家庭100組のカジュアル写真を、無料で撮影するという企画を立ち上げました。

 この一文だけ読むと、なかなか ぶっ飛んでる企画だなぁと自分でも思いますが、このあたりの詳細は別な記事にも まとめてありますので、よければ そちらからお読みいただけるとわかりやすいと思います。

 ここでは さらっと進めますが、本当にありがたいご縁に恵まれ、結果として約9か月で、118組もの子育て家庭を撮影することができました。

「100家庭」をまとめたい

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 「100家庭」では、本当にさまざまなご家庭の撮影をさせていただくことができました。1つ1つの撮影に感謝しながら、自分にできる精一杯でシャッターを切り続けた1年間。

 この企画が終盤になっていくにつれて、撮影させていただいた皆様への感謝として、

この企画を何かの形にまとめあげたい

撮影した写真を一堂にご覧いただける場を創りたい

と、思うようになっていきます。そして、「個展をやろう」というアイディアが、自然と浮かんできました。個展が実現できれば、自身のフォトグラファー活動における現時点での1つの集大成にもなると思いました。

自分が個展をやっていいのかな?

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 個展というビジョンを曖昧に考え始めましたが、正直なところ、個展を自分発で開くという感覚が、あまりわかりませんでした。実績のある すごい人が、企業さんなどから打診されて開催されるものなのかなと思っていたのです。

 これまでの自分だったら、そういった先入観にとらわれて、自分で企画して個展を開催するなんて、まず選ばなかったと思います。しかし、

撮影させていただいたお客さんたちに、「この『100家庭』に関われてよかった」と思ってほしい

柿農家になってからの日々を考えると、今後また撮影ができなくなってしまう可能性は常につきまとうのかもしれない

という気持ちもあり、自分の「やりたい」に素直に向き合うことにしました。ついつい「個展をできる実力になったと、いつか自分を認められたらやろう」とか考えてしまいますが、「いつかっていつだ? そんなこと言ってる人間が満足できる盤石な状態なんて、たぶん一生来ないぞ」と自分に言い聞かせました。

開催資金がない

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 こうして歩き始めた個展開催への道。会場の候補や展示イメージなどは比較的スムーズに決められたのですが、ここで1つ大きな壁にぶつかります。開催資金の問題です。恩返し企画としての無料撮影である「100家庭」を1年も続けていたことで、すでにフォトグラファー活動の財政状況はひっ迫していました。

 過去の記事に書いたとおり、「100家庭」では想像以上の追加購入をいただけて、大赤字を覚悟していたのが軽い赤字くらいにまで回復してくれました。しかし、赤字は赤字です。生活もある中、さらに出費を重ねていくことが果たしてできるのか……。

 必要な費用を算出していくと、会場代に写真のプリント代やフレーム代、配布物の印刷代などなど。今回は100組以上の参加家庭を一律に展示したいと考えていたので、必然的に写真の枚数も増えますし、その枚数を展示できる空間となると、それなりの場所が必要でした。

 さぁ困った。ここをクリアできないと、個展の開催は夢物語で終わってしまいます。

 第1回でした。次回は、資金不足の中で挑戦したある取り組みについての話。よかったら、次回もぜひお楽しみください。

 楽しいことが好きな人間です。変に大人ぶることなく、全力で楽しいことをやっていきます。そんな自分の活動が、誰かの何かのプラスやきっかけになったら、こんなにうれしいことはないなって思います。
 そんな自分が紡いでみたnote、よかったらぜひ今後ともおつき合いください。

 お読みいただき、本当にありがとうございました♪
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