
電子魚拓
記事を投稿するとき、以前はサムネ無しで投稿していたが、面白そうなのを見つけた。
今はヘチ釣りの記事が多いので、最近のクロダイの写真から魚拓っぽく生成してみた。(※Photoshopがあること前提のお話となります)
使うのは以下の記事からの一枚を選定。
必要なツールはPhotoshopがあれば大丈夫です。
まずは写真を用意。
フォトショを立ち上げ、使用したい写真をPhotoshopで開く。
そしてアップロードされたレイヤー(写真)を選択。

(大元の写真を変更しないようにスマートオブジェクトの状態にしておく)
魚以外の部分は要らないので、まずは画面上部の「被写体を選択」をクリックすると魚体の輪郭に沿って波線が現れる。
これがカットする境界線となる。

しかし、腹鰭が囲いきれていないのでここで微調整を掛けていく。
微調整にはクイック選択ツールを選択する。

クイック選択ツールを選択すると上部に「+」のアイコンが出るのでそれを選択する。
選択後、腹鰭の部分をクリックしながら囲んでいく。
この際ピクセルサイズは5px以下とかなり小さめにしておく。
次に、魚以外の部分も選択されてしまうことがあるので、ピクセルサイズを選択して小さいサイズに落としていく。
そして除外したい範囲を選択し、魚とそれ以外の部分の境界線を正確に調整する。

魚の境界線を調整出来たらここで魚のレイヤーを選択しつつマスク(切り抜き作業)をかける。

左のようにモノクロの部分が出現する
レイヤーマスクをかけると魚以外の部分が取り除いた状態になる。

そして、魚拓っぽくするために二階調化をかける。
上部メニュー「レイヤー」→「新規調整レイヤー」→「2階調化」をクリック

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すると魚の写真がモノクロになり墨汁で塗られた雰囲気になる。
しかし全体的に黒すぎるので濃さの調整をかける。
ここで「レイヤー」→「新規調整レイヤー」→「トーンカーブ」を選択する。


(写真によって濃さが違うのでそこは適宜調整する)

魚のレイヤーに対してクリッピングマスクを掛けておく
ちょっと処理を調整すれば出来上がり。
すると以下のように濃淡が効き、なんちゃって魚拓っぽい仕上がりになる。

実際の魚拓も筆で描かれることが多いのでフォントはAdobefontの「KSO心龍爽」を選択。
全体を調整し、なんちゃって電子魚拓の完成。

画像を拡大するとピクセル感が出てしまうのは仕方ないが、雰囲気的にはいい感じ。
今回、背景も合うように布か和紙っぽい仕上がりにしていますがここでは割愛させていただきます。
もっといい感じの調整があるかは時間がある時にでも調べてみようと思う。
Akki