2024/9/14 船釣り(シロギス)@横浜本牧港・長崎屋
2024/9/14船釣り 記事録
この日はシロギス狙いで長崎屋さんに乗船。
今回は5月以来で本年度2回目。
釣果はシロギス107匹。
▼概要
ジャンル:船釣り(シロギス狙い)
出船時間:8:30-14:00
釣り船:横浜本牧港・長崎屋(東京湾)
潮回り:中潮
▼使用タックル
ロッド:極鋭キス82H-175AGS(ダイワ)
リール:カルディア2506H(ダイワ)
道糸:PE0.8号
オモリ:小田原型15号
仕掛け:天秤・振り分け2本針、胴突き・1-2本針
ハリス:0.8号
針:競技SP8号(がまかつ)、キス競技用ヒネリ9号(オーナーばり)
エサ:アオイソメ
▼最近のキス釣りの状況
東京湾のキス釣りはいつも長崎屋に足を運ぶことが多い。年中通してキスの乗合船を出しており、キス釣りを熟知していると思う。
特にここの釣船は胴突き仕掛けをおすすめしており、熟練者はみな胴突き仕掛けを使って100匹近くの釣果を叩き出している。(私もここの釣船に通い始めてから東京湾のキス釣りは胴突き仕掛けをメインに使うようになった)
7月の終わりから今日まで毎日100匹以上の好釣果が出ているため、連休の船釣りは期待を込めてシロギス狙いにした。
▼乗船〜帰港まで
この日は予約が既に埋まり2隻出しで満船となった。
なるべく良いところを確保したく少し早めに到着し右舷大トモを確保できた。
人数が揃ったので8:00手前に出船、船長にここ最近のポイントを聞くと富津沖が好調でこの日もそこに直行となった。しかしフグも多いとのこと。
ポイントに到着、水深は8m前後と浅い。まずは手始めに胴突き2本針から始めてみる。
遠投はせずにちょい投げして誘ってみると早速掛かるがキスの小気味良いアタリではない。フグっぽい引きで上げてみたらショウサイフグだった。
周りを見てみるとサバフグを上げている人が多い、船長の言う通りでこれは仕掛けの消費が激しそう。
再び道具を入れて誘いを入れると今度はキスのアタリが出て最初の1匹を上げた、開始してから5分ほどである。周りも直ぐに上げているので確かに活性は高そうだった。
しかし、フグの活性も凄まじく仕掛けの先が切られたりすることが多発した。ここで2本針だとフグに対してのアピール力が強く、かつ上針がやられてしまうので胴突き1本針に変更した。
仕掛けを変更して、なるべくフグを避けつつ誘いを入れる。胴突きなのでシェイクを入れ→道糸が弛まないくらいのゼロテンション気味で食わせの間を作る→5秒待ってから聞き上げたタイミング掛かることが多かった。
ゼロテンション時に糸が擦れるようなアタリが出たり、糸が走るアクションでアワセが決まることも多かった。
いずれにしろ、魚の活性が良く数もかなり多い印象だった。
開始30分で20匹近く釣り上げハイペースな展開となり、いかに手返し良くやるかが数を伸ばすコツとなる。
エサ付けについて。
胴突き仕掛けを扱う時のイソメのエサ付けだが、イソメの口の部分にチョン掛けするだけで長さは4-5センチ程度にする。キス釣りでは普通なら通し刺しになるが、口元にチョン掛けでも十分に釣れるしエサが真っ直ぐになるという利点もある。
また頭の部分は硬くエサ持ちも良いため無くならない限りは何回でも使い回しができ、同じエサでも最高7匹近く釣り上げることができた。
手返しよく釣果をあげる方法の一つである。
エサは生きている状態だとヌメリと動いたりするので付けづらい。これを解消するため事前に焼酎につけ込む。焼酎に漬け込むことで動きが止まり、滑りも取れてイソメの口が開きエサ付けの効率が格段によくなるのでオススメだ。
焼酎に漬けても問題無く釣れるのでそこは安心を。
開始から良いペースで釣れ続け、10:30までに50匹を超えた。時折マルアジの群れが船の周りに入り猛攻を受ける。隙をみて胴突き2本針に変えたりするがやっぱりフグに仕掛けを切られるので引き続き1本針に戻す。
ちなみに胴突きの針はキス競技用ヒネリ9号を使用している。
以前として魚の活性は高く、本アタリに入る前の竿先が僅かに動いたり、糸が擦れるアタリを捉えることで釣果を伸ばし12時前に90匹手前まで達した。
しかし午後に入ってから水深6m前後のポイントに移動してからペースが落ちた。
底の形状から砂地と判断し仕掛けを天秤振分け仕掛けに変更。
天秤仕掛けで使用した針は競技キスSP8号、ちなみに天秤でもエサ付けは胴突きの時と全く同じである。
この判断が当たり、立て続けに釣れることは減ったがポイントに当て、しっかりとした誘いと食わせの間を入れることにより局所的に連発した。
仕掛けを投入してオモリを手前に引かず定点でシェイクを入れオモリ、天秤をパタパタさせ誘いを入れる。3秒ほど待ってから手前に持ってくるとここで当たりが出たり、モタレを察知して掛けることが多かった。
13:30頃、終了の合図が出て107匹で納竿となった。
▼まとめ
結果、シロギス107匹で終了。
活性もよく船内は開始から全体的に釣果が上がった。
今日のポイントは手返しよくやることに尽きる。
しかしフグも非常に多く今回だけで仕掛けを20組近く消費したと思う。
午後に入ってからの時間がちょっともたついてしまったので、そこを攻略できればもう少し数は稼げそうだった。この日の2隻のトップは136匹だった。
この先の船釣りは相模湾でのアマダイが始まりこれがメインとなるので、船のキス釣りはこれが今年で最後になりそうだ。
Akki