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手首皿をやるな
手首皿をやるな
また香ばしいのが出てきたぞ!!!ーーー!!!!!!!!!
とかいう前にちょっと聞いて欲しい気持ち。
手首皿をやってる、特に皆伝未満のみんな〜
なぜ手首皿にしたのか理由を教えてくれー!
まぁ理由はいろいろあるとは思うけど
・ランカーがやってっから
・埋まらないランプが増えてきたから
・友達から勧められたから
多分あげられるのはこの辺。
「はえ〜たしかに流行ってるしな。俺もいっちょやってみっか。」
そんな感じのうっすい【根拠】で
やらないほうがいいぞーーーーーーーーー!って、言いたい。
導入した根拠さえしっかりあればOK
ちょっと前にニュースでやってたんだけど、あのオオタニサンが
バットの長さを2cm長い物に変えたらしい。
なんでこの話になるかってと、オオタニサンは
「バットを2cm伸ばしても軸がブレないくらい体格がついたから」
🔽
「2cm伸ばしてアウトコースの球も拾えるようにしよう」
というロジックでバットを代えた。
結果、外角低めの球に頭が届くようになったらしい。
重要なのは【根拠】があるから【対策】ができるって点。
手首皿はあくまで【対策】なので
「〇〇が出来なくなってきた」
🔽
「手首皿を導入しよう!」
と、自分の中での【根拠】があればOK。
これはランプ埋めでもなんでもそう。
大抵の○○ができねぇ根拠は手首皿以外で対策が可能
〇〇が出来ねぇ!のランクにはある程度の難易度差がある。
・六段がうからねぇ!
・皆伝が受からねぇ!
・任意の難易度Aの曲がハードできねぇ!
まぁまぁこれらは差があるけど、全部手首皿以前にやれることがある。
・六段がうからねぇ!→あっきちゃんは別に片手で出来るし手首皿いらねぇ
・皆伝がうからねぇ!→大抵受かってる人レベルで手首な人口そんないねぇ
・任意の難易(略称)→全白まではベチャスラでいけるからいらねぇ
さっきの野球の例えで言うと
・スイングがうまくいかねぇ!→フォーム録画してしっかり見返そう!
・球にあたらねぇ!→バッセン行ってなんであたらねぇか研究しよう!
・本番の打率が安定しねぇ!→精神面に問題あり?対策を考えよう!
問題に対して最適な対策は全部違う。当たり前だよね。
ここで悪い脳筋発想が発動してしまうと。
・六段がうからねぇ!→手首皿を使おう!たくさん拾えるようになるよ!!
・皆伝がうからねぇ!→手首皿を使おう!たくさん拾えるようになるよ!!
・任意の難易(略称)→手首皿を使おう!たくさん拾えるようになるよ!!
・スイングがうまくいかねぇ!→バット2cmのばそうぜ!沢山打てるよ!!
・球にあたらねぇ!→バット2cmのばそうぜ!沢山打てるよ!!
・本番の打率が安定しねぇ!→バット2cmのばそうぜ!沢山打てるよ!!
まぁ、意味がわからんことになるよね。
じゃあどんくらいの「できねぇ」なら手首使っていいんだよ
手首皿、ひいては様々な運指が生まれたバックボーンを
今一度考えてみよう。
まず確定的なところから
①リゾアン以前は手首皿なんてネタ運指だった
→なんで?
→リゾアンまでに存在した譜面では
手首皿も小指皿もスコア差クリア差が出ない曲だったから。
→究極別に必要がなかったんだよね。
②SPADAあたりから徐々に人口が増える
→なんで?
→レジェンダリア解禁からのスクラッチ複合高難易度化が要因
→クリアはそこまで差がないが、フルコンやトップスコア狙いの層は
スクラッチ複合で運指を崩す際のロスタイムが徐々に億劫になってくる
確定的に言えるのはこの2つ。
要約すると
①PPエクハくらいまでなら別に手首皿いらんよね
②レジェンダリアがちょっと都一県一取りたい
またはフルコンしたいくらいの悩みでめて導入するか悩むよね
と言う、ゲーム用語で言うならエンドコンテンツたるものが
手首皿の正体なんだ。
テキトーな理由では実は手も触れらんねぇシロモノだったんやね。
結局最後は導入するんだから今のうちから練習しても別にええだろうがよ
すげーわかるけど、この問題の一番やべー所は
【課題に対して、最適な対策案をひねり出す過程】を放棄していること。
確かに、
・六段がうからねぇ!→手首皿を使おう!たくさん拾えるようになるよ!!
・皆伝がうからねぇ!→手首皿を使おう!たくさん拾えるようになるよ!!
・任意の難易(略称)→手首皿を使おう!たくさん拾えるようになるよ!!
これ、実は正解でもあるんだよね。
ただ、「手首皿」で解決できない問題もIIDXにはたくさんある。
・ズレハネが光らねぇ!
→よーしいつもの手首皿だ….あれ、対策できない…..どうして….どうして…..
・ソフラン認識が無ジィ!
→よーしいつもの手首皿だ….あれ、対策できない…..どうして….どうして…..
・BPM200の曲の後の120光らねぇー!
→よーしいつもの手首皿だ….あれ、対策できない…..どうして….どうして…..
・エトセトラ
こんな風に滑車回してるハムスターミテェに同じとこぐるぐる回って
全然上手くならない人をよく見る。
結局「課題」の解像度って
「打てる対策」をたくさん思いつけるやつの方が
圧倒的に高いんだよね。
まずは安直に「みんながやってる解決法」じゃなくて
「俺の悩みにあった最適な解決法」をひねり出す習慣をつけよう。
あっきちゃんなりの「対策」
例えば
「エレクリの後半でバテて光らんくなる」な課題
Plan 仮説立て
→バテてたら後半は変なフォームになってるはず….
Do やる
→撮影して自然にプレイ
Check 見てみる
→あーやっぱ左腕の肘の位置ちょっと上がってしまってるな。
譜面は光らなくていいから位置が変わらないようにプレイしてみよう。
Action 試す
→頑張って左腕の肘が上がらないように→1曲通して同じフォームでを意識
Plan 仮説立て
→おーフォームは綺麗になったけどSlowによるようになったなぁ。これはもしや〇〇すると治るか….??
な形で、「自分のフォーム」を確認すると、解像度の高い解決策がよく見つかるので敢行しています。
野球も芯にヒットしても飛距離飛ばないなぁ….ってなった時に、
飛んだメートル数(スコア)だけ見てても
なかなか解決には至らないと思う。
ヘタクソスコアは全て自分の身体発信で生成されているのが大前提。
結構おすすめだよ!これは
まぁこんなサイクルを繰り返しても、俺的にはまだ手首皿は
解決法として出てこない。
IIDX的PDCAサイクルの頂点、手首皿。
どう?ちょっとまだアンタには早い気がしてきたんじゃないかな。
そもそも人の運指にケチつけんなよ
うん。。。。ここまで見てくれてありがとう。
リプライにIIDXで一番好きな曲ぶら下げてくれると助かる。