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DroidKaigi スタッフ参加までの軌跡

プログラマーのあっきーです。
日頃 iOS 領域での活動がメインな私が、DroidKaigi に参加する理由と、スタッフとしてお手伝いしたいと思った背景を書きました。

DroidKaigi に限らず、技術カンファレンスに参加される方に向けて「どんな方がスタッフとして活躍されているのか」を考えるきっかけを提供できたらなという観点で執筆しました。
ボランティアですから金銭的な利益が目的になることはありません。では、何がスタッフの原動力になっているのでしょうか。ここには私の本音を書きましたので、最後まで読んでいただけますと幸いです。

実は Android エンジニア出身

WanRoom(現在配信なし)

このアプリはプログラミングを学び始めた大学1年の頃に開発した Android アプです。まだ Android Studio が主流になる前で、eclipse を使って Java で開発していました。また、まだ情報の少なかった Fragment を採用したことで苦戦したのがいい思い出です。これが2014年のことです。

このように、実は Android エンジニア出身だったのです。
とはいっても Android エンジニアとしては完全初心者状態で iOS アプリ開発に主軸を変更したため、現在でも Android エンジニアとしては初心者状態です。

2023年は一般参加者として楽しんだ

Android エンジニア出身だったことや、ネイティブアプリ繋がりで学びたい欲が強かったことがきっかけで、イベントの Android 枠で登壇したり去年の DroidKaigi に現地参加するなど、活動の幅を広げていきました。

なぜスタッフの道を選んだのか

Android に関して学びたいのであればスタッフではなく、一般参加者としてイベントに参加した方が良いという考え方もあるでしょう。ここは私のキャリア性格が関係しています。

現時点では iOS アプリ開発のスペシャリストとして引き続き腕を磨いていきたいと考えています。ですから、日頃の業務で Android アプリ開発に携わる割合を高めるにも限界があるのではないかと思ったのです。
さらに、私は「何かきっかけがないと動けない」という性格なため「Android アプリの開発もしたいなぁ」くらいだとほぼ確実に動かないのです。

そこで「DroidKaigi にスタッフとして携わる」というきっかけを作ることで、Android に関して学ぶ原動力を作りAndroid コミュニティにも参加していきたいと考えました。

DroidKaigi 2024 では9/11に実施されたワークショップの技術サポートを担当しました。当日、参加者をサポートできるように予習を行っていたのですが、個人開発で採用経験のあった KMP の知識(約2年前にAndroid枠で登壇していました)を活用できただけでなく、多くの技術的アップデートについて学ぶきっかけになりました。

流石に、Android 領域で活躍されているスタッフの皆さんに比べると力不足なところもありましたが、参加者の皆さんをサポートできたときには「学んだことが活かせてる」と実感できて嬉しかったですね。

コミュニケーションはプライスレス

素敵なグッズの数々

ここまで Android との出会いや、学びのきっかけとしてスタッフの道を選んだことをご紹介しました。最後に、多くの方々とコミュニケーションが取れることを魅力的に感じている点について取り上げます。これはスタッフに限らず、参加者やスピーカーという立場でも共通しているところがあると思います。

正直、スタッフは大変です。「私、役に立ててるかな…」「迷惑かけちゃってすみません…」と反省するくらいには私の何百倍も頑張ってくださっているスタッフの方々ばかりでした。本当にありがとうございました
ただ、そんな皆さん、やる気に満ちているんです。そんな DroidKaigi スタッフの皆さんと活動する中で得られた経験は非常に貴重なものだったように感じます。

さらに、スピーカー・スポンサー・参加者の皆さんともたくさんお話をさせて頂きました。これがカンファレンスの醍醐味の一つなんですよね。登壇後に発表アーカイブやスライドを公開してくださる場合も多いですが、実際にその場でスピーカーとコミュニケーションを取ることはカンファレンスに参加しないと難しいです

また来年、お会いしましょう!

  • Android エンジニア出身だったこともあり、注目している技術領域

  • 自分を動かすきっかけとしてスタッフに Join

  • コミュニケーションの機会が魅力的

カンファレンススタッフ(オーガナイザー)としての活動は try! Swift Tokyo に続いて2回目で、まだまだ力量不足を感じることばかりですが、多くの学びを得られている実感があります。スピーカー・スポンサー・参加者の皆さん、そしてスタッフの皆さん、本当にありがとうございます
また来年、お会いしましょう!

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