笠地蔵の天才による考え方
みなさんこんにちは天才です。
笠地蔵(かさじぞう)という昔話が有ります。
簡単にあらすじを・・・
むかしむかし 山奥におじいさんとおばあさんがいました。とても貧乏でお正月に食べる餅を買うためにおじいさんは自分で笠をつくり町へ行き売ることにしました。しかし笠は売れずしょうがなく持ち帰る事にすると道の途中で6体のお地蔵様がいました。寒そうにみえたおじいさんは自分で持っていた売り物の笠をお地蔵さんに被せてあげました。しかし1つ足りず自分の頭にかぶっていた手ぬぐいを最後にお地蔵様にかけてやりました。おじいさんは自宅に帰りおばあさんに笠が売れなかったこと、そしてお地蔵様に笠をプレゼントした事を伝えました。おばあさんは「とてもいいことをしましたね」といい。二人はそのまま寝ることにしました。夜中物音で起き玄関へ行くとそこには金銀財宝や米俵がありよく回りを見渡すと6体のお地蔵様が帰っていくのがうっすら見えました。おしまい。
っというお話。
さぁこのお話しの教訓は良いことをすると自分に返ってくるという事だと思います。
そしてここからが僕の考えです。
おじいさんは笠を売りに行った道でもお地蔵様を見ているはずなんです。しかしおじいさんが持っていた笠は大事な商品。まだお地蔵様に渡すわけにはいきません。売って餅を買って帰らなければいけないから、しかし町で売れなかったため笠の商品価値は無くなりました。おじいさんは諦め帰宅する際に売れ残った笠をお地蔵さんに被せるんです。おじいさんは本当にいい人でしょうか?
実は僕が思うにこの話の一番素敵な人物はおばあさんだと思っています。おじいさんが笠が売れなかったことを伝えその笠をお地蔵さんにプレゼントしたことを聞いて「とてもいいことをしましたね」とおばあさんは言ったんです。なかなかできる事ではないです。
おばあさんの器のでかさ!おばあさんすごい!
そしてこのおじいさんは売れると思って笠を5個作ってから町に行きました。しかし1つも売れなかった。完全なるマーケティング不足です。
そして笠を売ってる本人が手ぬぐいを頭に巻いているという商品PRのヘタクソさ!笠を売るなら絶対に笠をかぶった状態で売るべきなんです。おじいさんはビジネスに本当に向いていない。
ダメ人間のおじいさんにたいして凄い器のでかいおばあさん
以外と相性がいいのかも
最後にみんなが気になるであろう事を言います。
(なぜお地蔵様が歩いてるのかとかは一旦無視します)
お地蔵様はどこから金銀財宝や米俵を持ってきたのか。
不思議ですよね。
僕には答えがわかります。
それは・・・
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?