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人生最大の失敗とそこから学んだことは?

おはようございます。

#自分を振り返る30の質問 、15日目。今日は『人生最大の失敗』について考えてみます。


失敗はちょくちょくしていますが、最大の、というと……仕事を始めて2年目で、大事な書類を意識しないまま捨ててしまったとか、そのくらいでしょうか……

出来事ではなく、失敗からもうちょっと広げて後悔として考えると、もっと人付き合いをしておけば良かった、というのがあります。

自分の生きづらさや当時の環境を考えると、なるべくしてなったとは思います。あの頃に戻ってやり直せると言われても、面倒すぎてやりたいとは思わないでしょう。

それでも、幼いころからもっと人付き合いの経験を積んでおけば、変わったことがあるんじゃないかと思うんですね。


幼い頃に身についたことは、その後の人生でも当たり前のこととして残っていきます。

だからこそ、幼い頃に身についた考え方を変えるのはすごく大変ですし、当たり前になりすぎていて自分を生きづらくしている理由になっていることに気づくのも一苦労です。

その分、困ったことがあっても自分で対処できるという経験をしておくこと、誰かが助けてくれるから助けを求めてもいいんだと実感しておくことは、幼少期にぜひとも経験しておいた方がいいことだと思います。

特に人間関係については、幼少期の方が深刻化しづらいですし、関係そのものが複雑ではないので解決しやすいんですよね。ハードルが低い時に経験しておくと、その後がぐっと楽になるんじゃないかと思うんです。


自分自身がもっと経験しておけば良かった……と思っているので、それが仕事に影響しています。

自分が職場で関わる子どもたちには、できるだけ人間関係をいろいろと経験しておいてほしい。

人間関係というと気遣いや優しさが真っ先にあがるんですが、喧嘩だって必要だし、自分の我を張ることだって必要だし、思うようにならなくてイライラすることだって必要です。それこそ深刻化しづらい時期に経験しておく方が楽ですし、どうしたらいいか分かっていれば自分で対処することができるようになるからです。

保育園、幼稚園の方が大人の目が届きやすいので、何かあった時にすぐフォローに入ることもできます。困っても先生が助けてくれる、と思ってくれれば、ちょっと勇気がいることにも挑戦できると思いますし。

だから、よく子どもには「困ったら先生に言いにおいで。手伝うからね。」と伝えています。

どう言ったらいいか分からないでいる子には、最初に「そういう時は困ってるって言うだけでもいいよ。」と伝えたり、表情を見てこちらから助け船を出したりします。

そのうち大人は必要なくなって、自分たちだけで解決できるようになっていくんです。


私が子どもの時も、きっと助けてもらったんだと思います。

ただ、ほとんどそれを覚えてなくて……苦労したこと、困ったことばかり覚えているんですよね(苦笑)

あの時助けてほしかった、あの時手伝ってほしかった。

そんな昔の自分の声に、今の自分が応えているような、そういう部分もあるのかもしれません。

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