”飽き”について

私は飽きることに敏感だ。すぐ飽きる。人も場所も仕事も全て。飽きがこないようにする工夫をもっと考えないとなぁと常に思っている。飽きがくると、自分が楽しくないし、楽しくないから捗らないし、効率も悪い。
みなさんは”飽き”に対してどんな工夫をしてますか。

最近仕事が、まだできないことが多いくせに、飽きも混ざってきてしまった。見たことない景色なのに、既視感がある状態が続く。大人になると、想像力と経験値が蓄積されて、あまり驚かなくなる。初めて見る作品でも初めていく場所でも「既視感」がつきまとう。つまんない映画とか、展開がわかっちゃう話とか、潰れかけの遊園地とかね。

場所に関しては、フリーランスなので基本的には家にこもってる。でもずっと同じ場所にいると、人間ダメになるから、たまにカフェへ行く。お金を使ってでも外に出る。
「勿体無い」最初は思っていたけど、結局そのカフェ代をケチって、家で捗らないままゴロゴロダラダラしている方が、時間も気持ちも状態も全て、勿体無いと思う。カフェ代300円をケチるなら、そのくらい時間に対しても自分の気持ちや自分自身に対してもケチって、大事にしましょうよ。限りある人生なんだから。
っていうのが私の考え。
話は少しずれたけど、家に引きこもるって、すごく大変。ずーっと家いると、エネルギーが吸い取られる感じがする。youtuberとか仕事場が家だから、みんな引きこもって仕事しているわけでしょう？ラファエルとか外で撮影してる人は別として、基本的には、撮影部屋で新作コスメの紹介とか一人でやってる人が多い。
凄いと思う。私はできない。ダメになる。

人間って贅沢に作られていて、同じ状態にとどまっていることができない生き物だと思う。
私はまだ、エンジニアに近いことをしていて、飽きにくい職だけど、かき氷職人とか（昨日カフェでかき氷を食べた時に思った）ずっと氷削るのが仕事なわけでしょう？飽きないのかな。すごいな。
サラリーマンの皆も飽きないのかな、仕事。飽きてもやめられないから、感情無にして働いてるのかな。本当はもう飽きているのかな。
それとも、大勢の社員がいると、不思議と飽きないのかもな。私は一人だから、一人でできる限界があって、飽きちゃってる気もするな。

そういえば、日本の四季って偉大だよね。春夏秋冬、全部違う顔する。そして、巡るはやさもちょうどいい。全然飽きない。
私絶対タイとかで暮らせないなあ。ずっと同じ季節で、同じ景色で、飽きるもん。タイはタイで、国民性素晴らしいけれど。
（タイのオカマバーに行った話を、いつかのnoteにも書いてます、そちらもぜひ！タイのリベラルさを生々しく笑、書きました。）

日本は同じ場所にいても、木々の変化は楽しいし、真夏の日差しも降る雪も、毎年楽しい。日本の四季には感謝。
四季のおかげで、文化も豊かだよね。ゆずの「夏色」から「津軽海峡冬景色」が同時に生まれる国って、やっぱり幅広くて豊かで素晴らしいと思う！
色んな服が楽しめて、色んなファッションも誕生する。季節毎にそれぞれの旬があって、美味しい食べ物も時期によって全然違う。色んな食べ物を色んな食べ方で楽しめる。

もうすぐ夏も終わりですね。一瞬だった。こんなに世俗と離れた（夏休みしてない、夏の娯楽してない）夏は生まれて初めてだったなぁ。世間も世間で、災害多いし、歴代最高の気温だし、色んなニュースが起きて大変な夏でした。
これが平成最後の夏かぁ。次の時代は、もっともっと良くなっているといいな。
便利なのは誰もが予想していると思うけど、個人的にはもっとドラマが生まれる時代になってほしい。アニメも映画もたくさん名作が出て、人間が豊かな時代がいい時代だと思う。感情殺して、満員電車で会社通って、仕事するのはいい時代でもいい人生でもないと思う。

災害起きてもへこたれないし、全国の皆で協力して、応援しあって、頑張るから、どの時代も良い時代なのが日本だと思う。この国が大好き。