デヴィ夫人に勇気をもらう日
とあるバラエティ番組でデヴィ夫人を観て、
「そういえば、この人って変わっているけどどんな人なんだろう?」
と思って、wikiを見て驚愕した。スカルノの第三夫人というのはなんとなく知っていたけれど、きっと誰もがこの経歴を見て、驚愕すると思います。
「デヴィ夫人」と検索すると、一番にwikiがでてくると思うので、ぜひ見てみてください。
普通の日本の家庭で育って、とあるキッカケで、全然関係ないのにインドネシアの第3夫人になって、家族は残酷な形で亡くなって。命からがら逃げてきて、アメリカでは逮捕されて牢屋に入って。
ひょんな事で好転したかと思ったら、何度も何度もリセットされる。何度も起き上がって頑張っている彼女は、めちゃくちゃタフで、並大抵じゃなく超スゴイ。生きるエネルギーが、生命力がすごすぎて驚愕する。
何が感心するって、辛い過去に惑わされずに、前向いて頑張る姿が一番カッコいい。誰しも、忘れたい過去や嫌な思い出があると思う。私ももちろんあって、私の場合は、その悪い過去が私の未来に悪さをするんじゃないかって心配したり、そのせいで未来が怖くなったりする。大丈夫なのがわかっていたとしても。自分じゃどうにもならないことが多すぎるこの世界は、やっぱり今も未来も怖いことが多い。デヴィ夫人は、親の死とか逮捕とか、スカルノ大統領の件とか、忘れたい恐ろしい記憶がたくさんあるはずで、私だったら、その過去にたまにへこたれそうになると思う。そんな絶体絶命波乱万丈の人生を送ってなお、クヨクヨせずに世界を恐れずにオバちゃんになっても活躍している姿が立派だと思う。
彼女の人生を知ると、私の人生まだまだ生ぬるいなあとも思う。デヴィ夫人のように生きたいとは微塵も思わないけど、人間は、何度だって挽回できるし、頑張れるんだと思った。歴史上の人物や偉人だったら、他人事でこんなに響かないけど、バラエティで芸人にイジられてる人が実はこんなにすごかったと思うと、心の響き方が全然違った。
私も、これからも頑張ろう。皆がんばって生きているんだなあ。皆すごい。私も地球の住民としてがんばる。
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