下着泥棒が、下着屋で下着を買うのがダメな理由
昨晩やっていた”列島警察捜査網”という番組をやっていて、こういう啓発番組多いなあと思いつつ、普段見られない場面が興味深くて、何分か見た。
警察の犯人の見つけ方やパトカーで威嚇する方法など、工夫を凝らされている手法ばかりで、プロすごいな、日本すごいなぁと何度も思った。どれも印象的だったが、特に印象に残ったのが下着泥棒である。
女性下着を盗む下着泥棒は、しょっちゅう報道されている気がするが、毎度すごく不気味で気持ち悪いし、私も女性だから、そういう犯罪は生々しくて特に敏感だ。今回番組で取り上げられていた下着泥棒は、新品のナプキンまで盗んでいたらしい。本当に悪寒がする…
ここで、「女性の下着が好きなら、女性下着屋にも、18禁のお店にも、ドンキにも売ってるのに、それじゃだめなのかな。それで、欲が満たされたりしたらいいのにな。」と思った。オカマちゃんなら、警察に捕まることなく、誰の迷惑もかけない。そうすればもっと平和になる。
驚くべきことに、番組で取り上げられている下着泥棒は、一晩で3〜4軒女性宅を回って、下着を泥棒するとのことなので、別に好きな女の子の下着というわけではないらしい。それは、少し意外だった。この感じだと、女性なら、多分オバサンの下着でも盗んでる。
でも、私の憶測だが、犯人は「他人の目」と「他人のリアクション」と「スリル(非日常)」を求めていると思う。まず、他人の目というのは、被害者からの目である。嫌がっているとはいえ、被害者は犯人のことを考える。自分のことを他人に考えてもらいたい欲が、ここにはあると思う。
また、「他人のリアクション」というのも一つ目と似ていて、好かれないなら嫌いでもいいからリアクションが欲しいのだ。その被害者がする反応が、犯人には嬉しいのだ。また、スリルは非日常とも言い換えられ、意味はそのままだが、女性下着屋で下着を買うのと、女性宅に忍び込み、下着を盗むのでは、スリル感が全然違う。日常に何らかのネガティブな感情を抱いているため、非日常に身を傾けるのだと思う。これは、痴漢も同じ原理で、風俗に行かずに痴漢をする理由も上記と同じだと思う。
人の欲望について勉強したことがあるので、こういった考えを抱いた。下着泥棒以外でも、痴漢や変態(裸で外を歩くなど)など、損する性癖を持つ人がいて、運が悪いなあと思う。それが良しとされる社会だったら良かったけど、あいにく日本で生まれ育つと、捕まってしまう。社会と合わないって、大変だなあ。世界中で問題になっているペドフィリア(幼児愛好者)も同様で、彼らは幼児を、我々が異性を好きになるのと同じように好むらしい。逆に、同年代は恋愛対象外らしい。(加減は人それぞれだが)
日本にもペドフィリアは、そこそこの数がいて、自分の性欲を表に出すと捕まっちゃうから、東南アジアやインドなどへ行って、幼児と恋愛するケースもあるのだ。
これについて、どのように考えますか。
「気持ち悪いからダメ!!」と、日本ではあの手この手で捕まえる。
しかし、フランスでは警察署がない。フランスは、訓練所がある。
フランスでは、捕まえるのではなく、社会に適合するために訓練するのだ。日本でいう、障がい者施設、老人施設等と並ぶ扱いで、フランスには訓練所が存在する。
日本の警察署は、半分以上が精神障害を含む、障がい者だというデータもある。日本の警察官は、すごく信頼できるし(海外の警察官は信頼できない。嘘つくし。)、すごく治安の良い国だなと思うけど、日本も本当に必要なのは、刑務所ではなく、訓練所なのかもしれない。
死刑制度の論議も賛否両論常に飛び交っているが、どっちの意見にも根拠があり、正義があるから、こういった問題の解決はなかなか難しいものだなと思う。
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