『アサルトリリィ電撃新潟奪還戦』第6話
アサルトリリィ~電撃新潟奪還戦第6話が公開されました。
■前回までのあらすじ(微ネタバレ注意)
前回は三条市奪還に乗り出した菜乃葉と瑚桃たちでしたが、その隙を突かれるように下越地方の村上市で大ケイブが発生しました。
ギガント級ヒュージが2体出現し、下越分校で留守を預かっていたリリィやマディック、菜乃葉にとって妹のような存在の青江珠緒がピンチを迎えることになりました。
そこにやってきたのが我らがアールヴヘイムの面々。
ヒュージやギガント級ヒュージをあっという間に倒しました。
ですが、生徒会長の八鍬白蓮が特型ヒュージにやられてしまい、柳都女学館はさらなるピンチを迎えてしまいます。
宮入風舞姫と八鍬白蓮が戦線を離脱し、吉原菜乃葉と榎本瑚桃も単独行動を続ける中で、アールヴヘイムはどうしていくのか、というところで前回は終わりました。
■今回の見所(以下ネタバレ注意)
今回の見所は……。
①月詩さんと茜様の活躍
②夕七のレアスキル
③柳都女学館の意地
④夕七と菜乃葉の和解
⑤とうとうやってくる御台場
以上となります。
今回はやることが多かったです。
今まであまりクローズアップされなかった高須賀月詩さんと、渡邉茜様のふたりの活躍回ではありますが、さらには菜乃葉と夕七の和解、今までやられっぱなしだった柳都女学館の活躍、最後にはとうとう待ちに待った御台場女学校が駆けつけるなど、もう内容が濃い。
でも、尺の関係上、ばっさり元々のプロットから内容を削りました。
当初は菜乃葉が瑚桃をかばって連れ去られるシーンも入れる予定ではあったのですが、尺の関係上カットしましたし、本当ならもっと月詩さんと茜様にセリフを入れたかったのですが、これもまた尺の関係上カットしました。
御台場もせっかく舞台があったのだから、トップ4人だけではなくて、セインツとロネスネスの他のリリィも登場させたかったのですが、これまた尺の関係上カットしました。
燈「さすが純お姉様ですわぁ」
って一言をせめてなんとか入れられないものかとギリギリまで頑張ったのですが、尺がパンパンなのでカットしました。
今回の連載にあたって元々全部語るのは無理だとわかっていたので、一番おいしいシーンだけを選りすぐって提供しております。
なので、全員にセリフを与えるのは難しいと思いますので、みなさんの頭の中で補完してもらえればと思います。
■やっときた御台場
そんなわけで御台場のヘオロットセインツとロネスネスが到着しました。
これは最初に尾花沢先生の大まかなあらすじを拝見したときから、ずっとびっくりしていたことですし、早く皆さんに見せたくて仕方なかったシーンです。
やっぱり一柳隊の舞台LoGでもTFGでも御台場(特に船田姉妹)は目立っていましたからね。
さらには今年8月には御台場の舞台もあって、盛り上がりました。
やっぱりトップの4人を公式小説で書ける幸せ。
ずっと見てきただけはあって、脳内でセリフを再生するのが余裕ですね。
当初はもう少し後半に登場する予定だったのですが、月1連載のテンポでは遅すぎるということで前倒しにしました。
ただ、まさか御台場の舞台のキャスト発表と同時になるとは思いませんでした。尾花沢先生はご存じだったと思いますが、私は何も知りませんでしたので、びっくりしました。
御台場のファンの方もぜひ新潟奪還戦もご覧いただきたいですね。
■今回からキャスト紹介があります
今回から主要登場キャラクターのキャスト紹介があります。なかなか全員覚えきれないという方は、こちらを参考にしていただければと思います。
今までアサルトリリィはメディアミックスされてきましたが、たぶん歴代最多の登場人物です。もはや歴史小説か大河ドラマ並の登場人物の多さですので、予備知識がない方はこちらを参考にしていただければ幸いです。
■まずはアールヴヘイム全員を覚えてもらいたい
ひいきでもなんでもなくて、この連載のテーマは「2代アールヴヘイムがいかに伝説のレギオンと呼ばれるに至ったか?」というところなので、アールヴヘイムが主役となります。
今回の連載の読者の方から「アールヴヘイムに興味をもった」といっていただけるのがとても嬉しいです。
アニメでは天葉・樟美・壱・依奈・亜羅椰の5人は目立っていましたが、残りの4人がほぼセリフなしだったので、特に残りの4人+リンカーネータの3人も一緒に覚えてもらえたらと思います。
(アニメを批判しているわけでは決してありません。アニメは一柳隊が主役なのですからアールヴヘイムの出番が少なくて当然なのです)
ただ、ラスバレでもグラブルの十神衆みたいな登場の仕方をしながら、ユーザーのみなさんに「誰?」「ああ、アニメで夢結様に吹っ飛ばされた人ね」「え? 強いの?」と言われると、とても悲しいです。
なので、本作ではまずはアールヴヘイムの活躍が中心となります。
■柳都女学館も本当は強い
ただ、アールヴヘイムTUEEEEで終わらせる予定は決してありません。
相手は生ける災害とも呼ばれた最強のヒュージですから、アールヴヘイム+御台場+柳都女学館がそろったからといって楽に勝てる相手ではありません。
また、柳都女学館をアールヴヘイムの引き立て役にするつもりもありません。そこは尾花沢先生も監修していただいて強さの調整をしていますし、今回も今後も柳都女学館の見せ場はちゃんと用意しています。
三条奪還のために連戦をして疲労困憊で、ようやく奪還間際まで来たところで、ラスボスと戦っている菜乃葉と瑚桃と、スポット的に万全の状態で戦っているアールヴヘイムを一緒にしてはいけません。
御台場の登場シーンにしても、天田花心のコールガはたった9人で数百のヒュージと戦い続けたわけですし、命を賭して新潟侵攻を防ごうとしていたところに、御台場が駆けつけただけです。
尺の関係で見せ場だけを切り抜いているために、柳都女学館が弱く見えるかもしれませんが、柳都女学館のそこまでの努力や戦いも評価してあげてください(汗)
ちなみに、触手に関しましてはエロい気持ちは全くありません。
触手趣味もありません(汗)。
■次回予告(微ネタバレ)
柳都女学館がひとつになり、御台場女学校の参戦によって一気にファーヴニル討伐ができるかと思いきや、ファーヴニルの影響で中禅寺湖など近隣のネストも活性化して、ヒュージが行く手を阻みます。
アールヴヘイム・柳都女学館・御台場女学校連合チームのリリィたちとヒュージによってますます大乱戦がくり広げられることになります。
果たしてファーヴニルへの突破口となる道をつくりだせるのか?
というところが次回の見所となります。
これから新潟奪還戦は後半戦に突入していきますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
■最後に「全てのアサルトリリィ作品に感謝を」
今作のようなアベンジャーズやプリキュアや仮面ライダーやウルトラマンの映画みたいなヒーロー大集合みたいな話をずっと描きたかったけれども、こういう話はシリーズ1作目では絶対に不可能です。
それはアニメ・舞台・ラスバレ・小説・コミックなどたくさんの積み重ねがあって、それをファンのみなさんがご覧になっているからこそ成り立つお話です。
そうでなければ、御台場が到着するシーンでは、ファンの方にこんなに盛り上がってはいただけないと思います。
「誰?」ってなるだけです。
そして、これまでのアサルトリリィの作品を作り上げた方々が素晴らしい作品にしたからこそ成り立つものでもあります。
そういう意味でもラストに向けて、お祭り作品として盛り上げていきたいと思います。また、これまでの作品に負けないようにファンの方にご満足いただけるような作品にしたいと思います。
それでは、7話以降とAKガーデンをよろしくお願いいたします。
■宣伝1 AKガーデンをお楽しみに♪
新潟奪還戦の舞台化とかアニメ化とかそんなすごい発表はありませんが(そんな発表ができたらとてもとても嬉しいですが)、新潟奪還戦に関連したちょっとしたものがお目にかけられるかもしれませんので、こちらもお楽しみに♪
■宣伝2 御台場の舞台キャスト発表
来年2月に御台場女学校の舞台のキャストが発表されました。
秋月は一切関わっておりませんが、こちらも楽しみですね。
■宣伝3
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