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悪癖

とあるコンテストに何作品か(1本新作と旧作を数本)応募いたしました。

公式Xの方で担当の方が「出版社でボツになった企画なども出してほしい」みたいなことをつぶやかれていたので、せっかくなので、思い出の中でじっとしていても仕方がないので、あらためて引っ張り出して応募しました。

その中でも13年前に書いた作品もあって、それが一番頭を抱えました。

悪癖のかたまりみたいな状態になっていました。

・無駄にオリジナルの世界観でやろうとする
・無駄に話を壮大にしようとする
・それっぽい場面を並べてストーリーをまとめようとする
・キャラクターが薄っぺらい
・ストーリー先行型

最近、他の作家志望さんの作品を読ませていただいて感想を述べるのですが、そこで自分が問題点としてあげていることを自分自身が全部やっているのですよ。

これは本当に全部書き直したいレベルでしたが、さすがに書き直す時間もないし、書き直すなら新作を書いた方がいいレベルだったので、さすがに「これはないわー」というところだけ直しました。

そりゃ当時の出版社や担当さんからも見放されるわレベルのものでした。

アイデア自体は悪くないし、今でも面白くなりそうな要素はあるのですが、それを形にする段階で大きくいろいろと間違えているのです。

当時も自分が何か間違っていることは気づいていたのですが、それをどうすればいいかまではわかりませんでした。

上にあげた欠点を順番に説明していくと、それだけで長くなるので後日説明していければと思いますが、とにかく酷かった。

ただ、ベースとしては悪くないので、なんらかの形で企画を作り直して、どこかに営業をかけたいと思います。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。






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秋月大河@作家シナリオライター
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