【仕事雑談】執着を捨てよ
私はシナリオライターとして、いろんな仕事をしています。
ライトノベル・ゲーム・ソシャゲ・ASMR・YouTubeマンガ動画などなど。
いろんな仕事をしてきて思うのは、同じストーリーづくりでも、それぞれの業界や会社で求められるものは全く異なることです。
小説でも児童文学・児童文庫・ライトノベル・キャラ文芸・一般小説・ミステリー・純文学・官能小説・ジュブナイルポルノと様々なジャンルがあります。
けれども、ラノベ作家に憧れて、ラノベ作家になることを夢見ている人の中には、そこに執着してしまっている人がいます。
ラノベの今の流行は分析できるのだけれども、それと自分が書きたいものや得意とする分野がズレてしまっている人がいます。
そのために、自分の適性と合わずに苦しんでいる人がいます。
以前も書いたように、自分が書きたいものと市場のニーズがズレてしまっているのも関わらず、ラノベという分野に固執してしまっているために、視野が狭まってしまっているのです。
とある作家さんの作品はラノベでは売れなかったけれども、一般書籍で販売したらランキングに入るほどの売り上げを出したケースもあります。
夢に向かって努力をすることは大事だし、とても美しいです。
また長いこと結果が出なかった人が、ある時に大きな結果を出すこともあります。
だから、夢を諦めろというわけではありません。
ただ、夢に執着するあまり、自分の可能性を狭めてしまっている人は気をつけた方がいいと思います。
仕事についても全く新しい分野に挑戦してみたら、思ったよりも楽しくて、天職としてライフワークになったという人もいます。
夢や憧れというのは、自分を成長させるきっかけになりますが、同時に自分の目を曇らせる危険もあります。
そのため、いろんなことに挑戦することで、自分の適性が見つかるかもしれません。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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