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商店街の出会いの聖地(浅草ローカルごはん)

浅草と田原町をつなぐアーケード街のひとつにひさご通り、という通りがあります。
雷門通りを雷門からしばらく歩くと右手に入り口があります。
短いながら一軒一軒個性の違うお店が軒を連ねる通りで、人気店の「フルーツパーラーゴトー」さんなどもこの通りにあります。
Cafe Rest'Cuzn Home GRound(カフェレスト カズン ホームグラウンド)さんもかなり個性的なお店の一つ。めちゃくちゃ昭和ローカルな通りにあって、異国のバーダイニングを思わせる店構えです。
ランチタイムに来訪しましたが、一歩入ると急にバーの雰囲気。カウンター席に座ったら普通にバドワイザーを頼んでしまいそうです。

オーナーさんがとっても気さくなのが浅草初心者には嬉しい!聞けば、ROXに近い通りで13年お店を構えた後、こちらに移って8年とのこと。激戦区浅草でそれだけ続くからには沢山ファンがいるのでしょう。
店内には大きくてかしこそうなワンちゃんとフレンドリーなアメリカ人青年がいました。

サイドメニューも色々。
そして奥は店のオーナーのリナさん。

ちょっと食べてしまいましたが、、写真はねぎ、じゃこ、玉子のチャーハンとナポリタンです。
ナポリタンていうと、パスタはけっこう柔らかいイメージがあったのですが、茹で具合が絶妙。たまに、意外なところでめっちゃおいしいものが出てきたりしますがそのタイプ。
ソースも甘めで濃厚でちょっと太めのパスタによく合います。かなり上級者なナポリタンなのでした。
オーナーが、「ワンタンスープができあがりー」と言いながら外に湯気の立つずん胴を運んでいて、一瞬、ランチのサービスかと期待してしまったのですが、出てこなかったです(出せばいいのに、とまた余計なことを思ってしまう笑) 通ってもう少し仲良くなったら食べさせてっていえるかも。

しかし、食事ができて何なら昼からお酒も飲めるとは、どんな人にも使い勝手の良さそうなお店ですね。

てっきり店員だと、思ったアメリカ人青年は、実は常連さんだそうで、しばしカタコト日本語で歓談につきあってくれました。
彼も含め、これまで80組くらいのカップルがここで誕生しているのだとか。
まさかの、浅草の出会いの聖地でした!


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