黙って勝ーつ❕
思ったことは口に出す、
自分が正義を譲れない内容は
相手と全面戦争になってでも
自己主張を曲げない、
のスタンスで生きてきたけど、
最近いちいちキレるのも、
そしてキレてる内容を話すのも
めんどくさくなり
(第一言語日本語なのに
日本語通じない人いっぱいいるし)
理解出来ないものや、
イライラするものに遭遇した時に
とりあえず黙る事が増えてきた。
というか、歳とったのかな。
イライラの前にめんどくさい
が勝つようになった。
わしの周りで起きている
わしの機嫌を損ねる出来事は
そもそもわしに関係なかったり、
相手の存在がどうでもいい事が大半なので
笑ってる間にわしの目の前から
消えてくれって思うことが増えた。
そのおかげか以前は3ヶ月に1回くらいのペース
で起きてた人間関係の謎トラブルとか、
対人関係のストレスに悩まされることが
格段に減りました。
そしてその成果をここ最近で一番実感する出来事が昨夜起きたので今日はその話をします。
昨夜はミュージックバー的なところで
彼氏とその他愉快な仲間達と遊んでたんですが
そこにどっからどう見ても尻軽な女と、
その後輩が現れます。
(どっからどう見ても尻軽な女の見分け方は
今度書きます。)
カウンター席に2人並んで座ってたんだけど
もうね、背中に書いてあるんですよ。
「誰か今日私を持って帰ってください」って。
そーゆー空間に女だけでくる人
みんながそうとかではなくて
本当にその尻軽女の背中にだけ
その文字が見えるの。
その証拠に一緒に連れて来られた
後輩の女の子の背中には
「断る理由もないのでとりあえず来たけど
いつ帰れますかね?」の文字が
うっすらと見えました。
男に話しかけられるたびに
声量が+0.3くらいになる尻軽女と
持って帰りたくはないけど
暇つぶし程度に話しかける男の
クソみたいな空気感を眺めながら、
連絡したらとりあえずでも構ってくれる男
1人もおらんのか、
この尻軽女と山本の違いはなんだろう、
寂しさをこじらせると女は皆これになるのか、
山本も数年後こうなったらどうする、
絶対この手の30前後の女の人
飲み屋に毎日1人はおるよね、
何がこの尻軽女の分岐点やったんやろう、とか
そーゆーことを考えていました。
そんなこんなでパーティーしてたら
あっという間に4時とかになっててお開きに。
でも酔っ払いって中々解散せんのよね。
みんな急に自分語りとか説教とかしだすやん。
今回その両方が共存しとって
各々なんか物申したことがあるらしい。
全然終わらない、めんどくさすぎる。
酔っ払ってから会話が終わらないタイプは
老害予備軍だと思う。
今ならまだ間に合うから一旦黙れ。
そんな空間にね、まだ居ます、尻軽女。
まだ居るというか、帰りたくならしい。
というかこの女の目的は
”今夜誰かにお持ち帰りされること”だもんな。
でもこのタイミングで
誰からも声かかってないって事は
そーゆー事だから、惨めになる前に
次行ったほうがいいよって思ってたら
+0.7くらいの声量で
「なんで音楽止まったと〜!」とか言いながら
急に走り出して、わしの彼氏の元へ、
さらには体を密着させながら
「次どこ行く〜?♡」だって、、、。
必死すぎて面白かった。
正直ね、これ自分でも流石に
キレるかなと思ってたというか
イライラしだすかなと思って、
せっかく楽しい夜が不愉快な思い出になるのは
嫌だからこれ以上見る前に先に帰ろうかなと
一瞬思ったけど
1ミリもそんな心配はなく、
ほんっとーーーーーに面白かった。
何回も彼氏にくっつきに行く尻軽女を
周りが気使って
とりあえず離れようね〜ってしてくれてたけど
そこまでしても一緒に帰ってもらえない女が
可哀想としか思えなかったので
わしはずっと爆笑しながらその空間を
眺めていました。
女から見ても欲求ダダ漏れの女を
相手する男なんてアホしかおらんよ。
尻軽女と言えどお客さんなので
失礼がない程度に適当にあしらってから
わしと帰ろうとする彼氏。
と、ここで尻軽女が今までで一番大きな声で
「(彼氏の名前)さんがなんか
女の子に夢中になっとー!意味わからんー!
おもしろくないー!」って叫んでた。
酒焼けでドスのきいたいい声が出とるぞー!!
その声は店の中になかなか響くぞー!!!!!
全然かわいくないぞー!!!いいぞー!!!!
とか思ってたらその後すぐ
一旦その尻軽女を巻いて
外に出ることに成功しますが
外に出てからも長いのが酔っ払いです。
道路で謎のアフターパーティーが始まります。
そんなこんなしてたせいで、
尻軽女も店から出てきてしまいます。
もうね、アフリカの大自然で
1ヶ月くらいなんも食べてないハイエナと一緒。
「あー!帰ったと思ったー!次どこ行くとー!」
からのダッシュで腕を絡ませて、
もう本当に必死である。
深夜に徐に見はじめた
ディスカバリーチャンネルが
意外と面白くて寝れなくなってきた時と
同じ感情になりながら
その尻軽女がどう落ち着くか気になって
わしは最後まで黙ってすごした。
周りがさとしたりとか、
離したりとかそんなこんなをしてくれて
最終的に次のお店に移動する
男3人組と合流して尻軽女は消えた。
結局誰でもいいんかーい!!!!!!!
尻軽女の分岐点を目の当たりにすることが
できました。
正直途中何回か「あなた誰ですか?
私この人の彼女ですけど何か?」
って言いたくなったけど、
そもそも話してわかる女なら
空気読んで今こんな行動してないよな
って思ってずっと笑ってた。
次の餌食は誰になるのかな〜とか考えながら
わしは彼氏と楽しく一緒に帰りました。
そして帰宅後寝る前に
ベロベロに酔ってる彼氏が放った一言。
「若いだけで構ってもらってた女の子って
どうしようもないよね、、、」