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【振り返り】2024シーズン

先日の最終節からあまり時間が経っていませんが、
今の気持ちを整理し、次のシーズンへ前向きに進むために、今年の振り返りをいち早くするべきだと思い、綴らせていただきます。

ジェフを愛する全ての皆様へ。

まず、昇格という目標を達成できなかった事、本当に申し訳なく思います。
力になれず申し訳ない気持ちと自分の無力さを痛感しています。

ジェフを愛するすべての方が心から願っている目標を、自分自身の力で実現できる立場であることに、楽しさと責任を感じながらプレーしました。
誰かのためにプレーしたいという思いをここまで大きく感じたことは初めてでした。

フクアリでのホーム最終戦でピッチに入場する際、『アメイジング・グレイス』の大合唱が聞こえ、僕は心を打たれ、無意識にエンブレムへ手をかけていました。

ホーム熊本戦で、ブーイングではなく応援歌で後押ししてくれたサポーターの表情は、最終節まで毎試合前に思い出す程、心に残りました。
(実は、試合前ピッチで散歩している時は熊本戦のsceneを流していました。)

皆さんの想いを実現することが出来ず、本当に申し訳ありません。

最終節について。

また、山形戦にはチーム全員が現地へ来てくれて、僕には支えてくれる人がたくさんいるんだ、と不安を吹き飛ばしてくれるくらいの心強さがありました。

そして、山形戦含め終盤の試合では、人生を変える思いで臨みました。
藤枝でJ2への昇格を経験し、そこから千葉に来て、大学卒業後に無所属だった僕がここまで成長することができているのは、確実にあの時昇格できたからです。
昇格することで人生が変わるという実感がありました。
そして今年J1へ上がったその先には、来年の7月に開催されるE-1選手権にジェフから日本代表へ入る選手がいる。
僕もそのうちの1人になりたいと、本気でそう思っていました。

残りの試合で最高のサッカー人生を自分の手で掴みに行くんだ、と意気込んで臨んだ結果がこれで、
いまはただただ無力さを感じています。
プレーオフを逃した事を思い出すたび、全身の力が抜ける思いです。
ただ、実際に大きいものを賭けて勝負に出ていることを強く認識して闘い、その中でいまの自分ができることは最大限尽くしたと思えているので、悔いはありません。
単に実力不足だったと思います。
今までで一番無力さを感じて終わるシーズンになりましたが、だからこそ、来年へ向けて闘志が燃え上がっている感覚もあり、早く試合がしたいです。
また、今この瞬間から自分の夢に向かって、できることを最大限やりたいと思っています。

この1年を振り返って。

シーズン最後に連敗でプレーオフを勝ち取れなかったわけですが、実際それは山形戦や長崎戦の敗戦で掴めなかった訳ではなく、シーズンを通じて掴めなかったものです。
ただ僕は、ジェフに移籍してきてこの1年間は新しいことに挑戦し、いい経験ができたと思っています。
変化に伴うエラーを怖がらずに変化を求めた今年、当たり前のようにうまく行かない事がたくさんありました。
チームの戦術の中、個人のストロングをどう発揮するのか迷う時期がありました。
ジェフのチームの雰囲気に戸惑う時期もありました。
下手になってるなあ、と自信を失いそうになる時期もありました。
サポーターの声に敏感になり、また文句言われるわ、と思う時期もありました!!
ただ、監督をはじめチームメイトや様々な方に支えられて、シーズン終盤には、本来の自分を取り戻しこの1年間の成長を実感できました。

この1年、現状に満足せず常に高い目標を持ちギラギラしている姿や、常にゴールを目指す勇気あるプレーで挑戦的な姿を表現できたと思います。
成功や失敗に捉われず、そういった自分らしさを表現する中で、僕のプレーにワクワクしてくれた方が少しでもいたのなら嬉しく思います。

これから。

これからも、挑戦的な姿勢が応援してくださっている方々の心に響くのだと信じて、オフシーズン誰よりも成長したいと思います。
試合を決定づけられる選手になりたいと思います。
自分の夢に向かって突き進みます🔥

本当に1年間、熱い声援、温かいサポート、ご支援ありがとうございました。

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