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自分の中にあるもの。


答えはいつも自分の中にある。

っていうお話です。

これはまだまだ自分に素直になれなかった時の
わたしの経験談です。
(今でも素直になれない場面はありますが。笑)

自分の経験談ですが、
コイツ本当に頭狂ってるなって
思います。笑

自分の中に隠れてる気持ちには
素直になれないくせに、
溢れ出てくる感情には歯止めがきかず、
側からみたら本当に頭が狂ってると
思っちゃうかも。笑

そうですね、
狂ってると素直に認めたら楽ですよね。

うん、狂ってます。笑

それでは、、、お話します。

あれは旦那と車での生活を
していた時のお話です。


お恥ずかしながら、
長い間、恋愛感情というものを
軽視する傾向にありまして、
自分の中にそういうものが芽生えると
拒絶反応が凄かったんですね。

というより、
自分の中に押さえていたものの
蓋を開けるような気がして怖かったといのが
正直な気持ちでしょうか。


その時のわたしは、
自分の気持ちには素直になれないのに、
旦那に察してほしい。
察して貰えないと勝手に傷ついて
自暴自棄になるという結構、
重症な病を発症させておりました。

あの時の旦那には大変申し訳ないのですが、
自分でも手に負えず、
かなりのモンスターになっておりました。泣

それで、
おそらくそんなわたしの状態がきっかけで
なんかの言い合いになって、
わたしのヒステリックが爆発して、
荷物ごと車を下ろされたのです。笑

連絡先も消されて、
あー、とうとう終わってしまった。
あー、ここまでやってしまった。

自分の未熟さに心底落ち込んで、
涙が溢れてきました。

それでも、
頭はどこか冷静で、
Googleマップで最寄りの駅を調べて、
歩き出しました。笑

それでも、
目からは涙が溢れて、
取り戻せない時間に後悔が押し寄せてきました。

人目も気にせず、
涙を流しながら荷物を引きずりながら、
駅まで歩きました。

そしたら、
そんなわたしの姿をみて、

"大丈夫??何かあったの??"

と声をかけてきた男性がいたのです。

その人は一般的に言ったら、
知的障害を持った方でした。

それでも泣きながら歩き続けるわたしに、

"僕でよかったら、話きくよ?大丈夫??"

と構わず隣を歩いて声をかけてくれました。

その時わたしは
もうわたしには分からない答えを
この人が持っているかもしれない。
そんなふうに思ったんです。
神様からの答えが返ってくるかもしれない
と思ったのです。笑

そしてわたしは尋ねました。

"大切な人なのに
どうして傷つけてしまうの?"

"大切なパートナーと喧嘩をして
傷つけてしまった。
もう別れる事になるかもしれない。"

と。

そしたら、

"それは僕には難しい問題だな〜。
ぼくには分からない。"

と。

彼の素直な答えに少し緊張が緩みました。

"幸せってなんだと思う?"

とわたしは尋ねました。

"僕は今日とっても嬉しい日なんだ。
なぜなら給料日だから!
一生懸命働いて給料をもらったんだ!
とっても幸せ!"

彼の素直な言葉にこちらも思わず、
笑みがこぼれました。

その後も大丈夫だよ!
僕がずっと側にいるよ!
タカシくん(彼のお名前)が側にいるから
大丈夫だよ!

と声をかけてくれました。

その根拠のないけど、
自信に溢れた言葉は不思議と
わたしを前向きにさせてくれました。

わたしは、

"もう大丈夫だよ。ありがとう!"

と言って彼と別れました。

心が温かくなりました。
それを感じれる事がうれしかったんです。

それでもこれからどうすればいいか
分かりません。

駅前の広場のベンチに腰をかけました。

なんだかタバコが吸いたくなりました。
一本だけタバコが吸いたくなりました。

喫煙所で
一本だけタバコを貰い、
タバコを吸いました。

そしたら、
元気なおじさんがやってきて、

"たばこも値上がりして吸いづらくなったな〜"

と誰ともなく話しはじめました。

周りの人はあー変なおじさんきた。
みたいな顔をして、
そそくさとタバコの火を消し立ち去っていきました。

わたしはこの人も
何か教えてくれるかもしれない。
と思いました。笑

"そうですね〜"と答えてみました。

そしたら、
ツラツラとおじさんは
自分の話をしはじめました。
そしたら、
なんだかまた悲しくなって涙が出てきました。

"おい〜どうしたんだよ!"

わたしは自分の状況と
パートナーと喧嘩をして
別れるかもしれない。
大切な人なのにどうして傷つけてしまうのか
と聞きました。

そしたら、おじさんは

"そんなの簡単な話だよ!
大切だったら、
話し合って仲直りすればいいんだよ。"

そして、おじさんは自分の話をはじめました。

そのおじさんは寿司職人で、
長い間海外で寿司職人として
働いていたそうです。

親がもう歳ということもあり、
数年前に日本に帰国したそうです。

今は両親もなくなり、
一人暮らし。
海外で働いていた貯金でお金は十分にある。
だけどな〜孤独なんだよ。

とそのおじさんは話してくれました。

給料日でお金が貰えて幸せなタカシくん。
お金があっても孤独なおじさん。

幸せも孤独もすぐ目の前にある。

じゃ、わたしはどうしたいの?

目の前に大切にしたい人がいる。

だったら、
素直になって大切にしたらいい。

その時、
旦那から着信が入ってわたしは旦那と
仲直りをしました。

人生の中で幸せのカタチは人それぞれ。

じゃ、あなたはどうしたいの?

でも、でも、でも、

と出てくるモノがあるかもしれない。

過去の経験とか恐怖とかが
出てくるかもしれない。

それでもあなたがしたい事は?
今、あなたが大切にしたいことは?

そうやって自分に問いかけると
本当に大切にしたい事が出てくると
思います。

その大切にしたいものを思うとき、
自分の中にあるその温かいものを
感じてみてください。

外に見える何かは
自分の内側に繋がる何か。

これが答えはいつも自分の中にある。
というわたしの体験談です。

誰かに何かに答えを聞いてみてもいい。
助けを求めてもいい。

返ってきた答えから
もう一度自分に問いかけてみてください。

そして、
その先で自分の内側に溢れているものに
意識を向けてほしいのです。
それを大切にしてほしいのです。

っていうね。

でもね、
ひとつだけ注意点があります。
本当の答えを求める時は結構身近な
誰かじゃない方がいいかもしれません。笑

なぜなら、
大切な人にはその人が考える幸せのレールを
良かれと思って引くことがあるからです。

それがあなたを惑わせることが
あるかもしれないからです。

なんなら、
木とか花とか動物に聞いた方が
自分の中の答えに気づきやすいかもしれません。笑

知らんけど。

つづく

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