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【AIモデル作り方6】画像数枚を参照して様々なシーンの動画が生成できる!Kling Elements

  今回はAIモデルの作り方・第6弾として、最大4枚の画像をアップロードし、それらを参照しながら動画化できる「KLING 1.6のElements機能」を紹介します。  

前回は1枚の画像を参照して同一人物を生成する機能についてお届けしましたが、今回はKLINGの新機能を実際に試した動画をお届けします。

KLING 1.6のElements機能とは?

KLING 1.6では、新たに「Elements」機能が搭載され、複数の画像を組み合わせて動画生成が可能になりました。  

早速、試してみましょう!

 

1. KLINGにログイン

まず、KLINGにログインし、「Elements」の項目を選択します。  

そこから「Image to Video」を選び、KLING 1.6が選択されているか確認してください。

2. 画像をアップロード

今回は、以下の3つの画像をアップロードしました:

1. AIモデルの画像

2. 公園の背景

3. 犬の画像

これらを組み合わせ、シンプルなプロンプトで試してみます。

3. Standard Mode vs. Professional Mode

- Standard Mode → 単一画像の動画化に適している  

- Professional Mode→ 複数画像の組み合わせに最適

動画のアスペクト比も、16:9(横動画)・9:16(縦動画)・1:1(正方形)から選択可能。  

HailuoAIのReference機能は横動画のみ対応だったので、縦動画も作れるのは魅力ですね。

実際に生成してみた結果

✅ 成功したケース
シンプルなプロンプトを使用した動画では、一貫性を保った滑らかな映像が生成されました。  

- AIモデルの服装が変わらない  

- 背景や犬の配置も自然  

- 全体的なクオリティが高い  

 ❌ 失敗したケース

複数人物を指定する場合、以下の問題が発生しました:

- 2人の女性をベンチで会話させると、顔が異なってしまう

- 水着の女性+犬+サーフィンのシーンでは、水着が反映されなかった  


この問題を解決するために、いつものファインチューニング済みの水着姿の画像を事前に作成し、それを参照させました。  

結果、より意図に近い動画が生成できましたが、Standard Modeでは顔の崩れが発生。  Professional Modeで試せば、クオリティが向上したかもしれません。

 KLING 1.6のElements機能を使うコツ

1. 詳細なプロンプト設計が重要

シンプルなプロンプトでは制御が難しく、人物の顔が変わったり、衣装が意図通りにならないことがあります。  

ChatGPTなどを活用し、細かく指示を練るのがポイント!

2. Professional Modeを活用
高精度な動画を作るなら、Professional Mode推奨!

多少のクレジット消費はありますが、クオリティの差は大きいです。


3. 無料でも試せる

KLING 1.6は、無料ユーザーでも毎日66クレジットが付与されるため、**5秒の動画を試すのに35クレジットあればOK!

まずは無料で試し、必要なら課金する流れがおすすめです。

まとめ

KLING 1.6のElements機能は、最大4枚の画像を組み合わせ、一貫性のある動画を作ることが可能です。  

ただし、プロンプト設計とモード選択が重要で、より精度を上げるにはファインチューニング済みの高画質な画像を用意するのがベター。  

動画生成AIの進化は加速中!

次のステップとして、KLING 1.6のElements機能を試してみてください。  

また、最新のAIツール情報は今後も発信していくので、フォローよろしくお願いします!




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