【行動経済学】ビジネスへの活用

2021年1月12日 11:38

バンドワゴン効果

『人が持っているから自分も欲しい、流行に乗り遅れたくない』と言う心理が作用し、他者の所有や利用が増えるほど需要が増加する効果

『他人とは違うものが欲しい』という心理が働き、簡単に入手できないほど需要が増し、誰もが簡単に入手できるようになると需要が減少

『商品を安く買いたい！』という一般的なニーズに逆行して、顕示的な消費に関しては、商品やサービスの価格が高いほど、需要が高まる

過去の経験、知識に基づき対象物に対する行動が紐付けられる
例）アンダーラインに青い線があるとリンクだと思ってしまう

禁止されると逆に気になる心理効果

『焦らし効果』、中途半端な状態、未完了の状態に興味を惹きつけられる、記憶に残りやすい

誰にでも当てはまる曖昧な表現を使って対象者が自分の事だと錯覚せる、『あなたは今、悩みを持っていますね』、など広告の文言にもよく使われる

繰り返し目にする事で好印象を抱く、10回目がピークとの研究結果がある。ただし『好きか嫌いか』の感情が芽生える前において有効であるため注意

口コミやレビューなどの第3者の情報が伝達することによって、信頼や信憑性が増す。利害関係がなければないほど、嘘をつく必要もなくなるので信憑性が増す。

日頃から意識している事に対しては無意識に反応する。
逆に意識していないものが見えなくなったり、聞こえなくなってしまう。

重要な事柄を決定するときや行動をするときに緊張し、その緊張感から解放されると、人は注意力が散漫になって無防備な状態になってしまい、関連する商品やサービスの勧めに乗ってしまう。
2つの商品に強い関連性があり、価格差があるほど財布のひもは緩みやすい。

説得すればするほど反発する、指示されると反対したくなる、
作為感、違和感を感じさせてしまう。