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そういえばわたし宗教二世だな
「神の子はつぶやく」というNHKで放送されたドラマが話題になっていたので、気になってしまいNHKプラスにわざわざ登録してまで見てしまった。
ちょっと前に統一教会が世間を騒がせていたときに他人事のように思っていたけど、このドラマが無性に気になって見終えたときにはっきりと気づいてしまった。
そういえばわたし宗教二世だな。
世間を少し騒がせているような新興宗教系ではなく(適切な言い方でなければすみません)、仏教の宗派の1つ。母親は熱心な信者だった。
厳密に言うと祖父母も信者なので私は三世か。
なので母親が入信するにおいて何かきっかけがあったわけではなく、信仰して当たり前だったようで、私も入信するのが当たり前だった。
ドラマを見て答え合わせのように思い出してしまったけど色々な制約があった。
まず我が家ではクリスマスイベントがNGだった。
幼稚園の頃はクリスマスソングを歌っちゃダメで口パクしなさいと言われていた。当然サンタさんがうちに来たことはない。
あとは神社や他の宗派のお寺に行くこともダメだった。
鳥居を通るのはダメ、お守りを買うことやおみくじを引くこともダメだった。
大学進学で親元を離れてからドキドキしながら初めて神社に行った。
伏見稲荷大社に行ったことあるのがばれたら多分怒られる。お守りはいまだに買えない。
特に嫌だったのが週に1回お寺に参詣に行ったり、家で毎日数十分お祈りしないといけなかったりしたこと。
友達にお寺に行くところを見られるのも本当に恥ずかしかったし、受験で忙しいときにお寺に数時間いないといけないも苦しかったなあ。
あと宗教二世あるあるなのかなって思うのが、勉強や部活などで何かを達成したときに、母親に「御祈願したおかげだ(神のおかげだ)」と言われるので、自分の成果じゃないように感じてしまう。そりゃ自己肯定感が育たないぜ。
私は大人になったいま、無宗教でいたいけどなかなか切り離せないのもあるあるですよね。
「神様なんているか分からない。でも信じてないと家族がバラバラになっちゃうから信じてた」
このセリフが刺さりすぎた。
正直神様なんて全く信じてないけど、そう言うと家族との関係性を保つのが難しくなっちゃうんだよな。
もし今後結婚する機会があれば、夫や子供は絶対入信させたくないけれど、どうやって断ったらいいんだろうってわりと考える(そもそも結婚する予定もないんですけどね)。
宗教問題難しい。
みんなに信仰の自由が与えられるようになったらよいなあ。
今日もお疲れさまでした!!
28歳がそろそろ終わるし、次は28歳振り返りの記事でも書こうかなあ。