何に備えるかは人それぞれ〜生命保険の営業は顧客のニーズを汲み取りましょ⁉️
いきなりなんでこんなタイトルで書いているかと言うと。
スマホのYouTubeでゴスペルを聞きながら暗譜をしている時に、フリーダイヤルで電話が入って、ちょっと躊躇したけれど応答してみたら、
生命保険の営業電話
だった。
新しい医療保険の紹介でパンフレットを郵送するので見て欲しい。と言うことだった。
言われるがままに、返事をし、聞かれるがままに答えていた。
聞かれたことは、
☆今医療保険に入っているか?、、はい。
☆いつ頃入ったか?、、、10年位前から
☆入院日額は?、、5000円
(なんなら手術によって5万、10万、15万と出るタイプだが、そこまでは聞かれなかったので言わなかった)
と、ここから営業の女性(多分50才以上だろう)
が話しだした。
" いま健康な方はあまり考えないかもしれませんが、何があるかは誰にもわかりません。大きな手術をすると個室代などもかかりますので、そう言う時のために医療保険が..."
と、、、一方的に話しだした。
いやいやあなた。私が今健康かはわからないでしょ?
何があるかわからないことはとっくに経験済みだし医療保険に入ってたから夫もホスピスに半年も入院しても私の生活は経済的には安泰だ。
保険の必要性もわかっているから還暦の私は
払込済の死亡補償終身保険と、今電話してきてるあなたの会社の医療保険を終身払い終身保証で入っている。
生命保険にはかなり興味もあり
調べているからこそ厳選した上記2つで後はいらないと思っている。
保険料を増やすつもりはない。
夫の時は、自分がその先残された者として生きて行かなければならなかったが、
これからは私だけだ。
最後に葬式代やら何やらと+αがあれば息子に迷惑はかけないだろう。だからそのための死亡補償は既にある。
入院も夫みたいに何回も、入院するかどうかもわからない。
私は言ってみた。
「大きな手術と言うと癌とかですよね。
私は延命治療はしない派
で、末期癌なら手術もしない派なので、逆に脳梗塞などで後遺症がある状態で生きる方が介護やら医療費やらでお金もかかるだろうけど、
そうなるかわからない事に今あるお金を減らしたくないん
ですよー」
と。。。
要するに、私は死ぬ時が来たら死んでもいいと思っていて、辛い身体で生きて行くほうがシンドイと思っている。
いや、、、次男を亡くし、夫の世話もして看取ったからそう言う心境なのだ。
長男に介護されながら長生きするなら、高度な医療の恩恵は受けなくてもいいと思っている。
さて、、、
こんな顧客珍しいだろう。ww
電話の向こうのおばさま営業の方は、
" あるお金って、、、病気になったらお金使うんですよ、、延命しないって、、入院したら、、うんぬんかんぬん..."
とか色々言いだした。
あー
面倒だ。
営業なのに自分の死生観と違うからって、それを顧客に押し付けようとしてどーする。
私は言った。
「保険には興味はありますから、パンフレット送ってくれたら見ますよ」と。
あちらは、まだ納得いかないようで何か言いたそうだったが、
なんとかクローズしてくれた。
ってか、
夫を亡くしたばかりの私に何を言う?
次男を亡くして、
何がおきるかわからない人生を経験して
いる私に
それ以上何を言える?
病気になったら何がなんでも命を救って欲しいのか?
どんな状態になっても長生きすればそれがいいのか?
癌は早期発見すればいいのか?私にはその後の転移とかに怯えて過ごす期間が長くなるだけとしか思えない。それなら知らないで自分は健康だと思って毎日暮らしたほうがよっぽど幸せだ。自覚症状が出たら末期で遅かった、、で充分だ。それでなくても世の中高齢化社会で、健康保険のお世話になって、年金をもらって、、
(そのうち健康保険の割合も変わるだろうし、年金支給額もどんどん減っているし、、)
長生きなんかしたくないから
医療費もかけたくない。
ゴスペルの歌詞を覚えるのを邪魔されたなぁ。
あー、
でも、、
なんだか、私も頑固になってるなあ。
フリーダイヤルからの電話なんかスルーすればいい
(何かと手続きしてるから、問い合わせの電話かもと思って出た)
生命保険の営業の話しもずっと適当に返事だけしとけばいい。
今までの人生に比べたらひとり時間が長くなったこの頃。
暇だからって何か喋ってみても
結局は気分は害されただけじゃないか。
ま、死生観は人それぞれ。
お金をどこに使うのかも人それぞれ。
自分は自分。
それだけだ。。