
BGM付きのお墓参り
2020年5月から毎月必ずお墓参りに行く。
当初は月に何度も行ったっけ。。
気が向いたらいつでも行くので、車の後部シートにお墓参りセットを置いてある。
それでも、ここ最近は月に1回になった。
今月、8月はお盆だから霊園も混むだろうなと思い昨日行ってきた。
毎日35°、36° の今年は、東南向きの霊園は暑いだろうが、山に囲まれて空が広く、霊園入り口には川もあり、とても良い場所だ。
駐車場は二階建てなので、いつも1階に止める。
昨日は日影を求めてやはり1階に止めた。
駐車場からちょっと行った階段を降りてすぐの場所にある。
広い霊園の中でも、歩かなくても良い場所だが、階段があるからいつまでも階段を使える身体でいたいものだ。
午前10時に行ったが、近くにはおひとりのお爺さまがお参りしてるだけだった。
(車はそれなりにあったから、視界に入らない場所には20組〜30組位はいたのだと思う)
水場の側のお墓にいらしたので、何度か横を通ることになったが、特に挨拶もせずにあちらも、私も黙々とお墓を綺麗にし、花を供えて...
暑かったよね。
沢山お水をかけながら、墓石がまるで次男と夫であるかのように、いつものように心の中で話しかける。
お線香に火を灯していたら、お爺さんの声が聞こえてきた。
お経だった。
おひとりで来ていらして、、、奥様のお墓かな、とか、勝手に想像して、太陽光にジリジリ照らされた背中がそろそろ限界だと感じながらも、私も手を合わせて、耳だけは静かに聞こえてくるお経に向いていた。
鎮まっている私の心が、更に神聖な空間に包まれた。
内側に向かうこの時が、私は好きだ。。
正に瞑想だと思う。
今の自分の状態がどうなのかがわかる。
俯瞰する。
早く自分もココに入りたい。
そんな事を思うし、そのうち入れる事が嬉しかったり、、、いや、、別に死にたい訳では無く、
ただ単に側に行きたいだけだ。
でも、長男がまだ独りだから、残して行く訳には
いかないね。と、ほんの1分程で瞬時に色々思う。
お爺さんのお経をBGMにして
背中と顔に汗をかきながらの
今年のお盆のお墓参りだった。
最近、妙に夫の事を想うのは、来てくれたのかも知れないね。
俺の事も思い出してよ! って。。☺️

夫の運転で1泊旅行した最後に行った場所。