休眠預金等活用法に基づく補助金「空き家・古民家を活用した母子家庭向けハウス設立事業」の公募を開始いたします!!
このたび、NPO法人全国ひとり親居住支援機構は一般社団法人全国古民家再生協会さんとコンソーシアムを形成し、休眠預金等活用法に基づく資金分配団体に採択されました。
私たちは資金分配団体として
『空き家・古民家を活用した母子家庭向けハウスの設立事業』
を実施する団体を公募し、改修工事費用等の資金を補助いたします。
全国で母子家庭向けの住まいの選択肢が増えるよう、多くの方にご検討いただけましたら幸いです。
公募期間は2022年1月20日〜2022年2月18日。
公募の詳細はこちらのサイトからとなります。
休眠預金口座の資金分配団体とは
休眠預金口座の資金分配団体とは休眠預金活用法に基づき、民間の公益生の高い事業に対して、資金を分配し、事業の伴走をしていく団体のことです。
休眠預金等活用法についてはこちら↓
私たちは、この資金分配団体になるべく、
『空き家・古民家を活用した母子家庭向けハウスの設立事業』
というテーマで手をあげさせていただき、無事に資金分配団体に採択されました。
ここからは、実際に空き家を改修して母子家庭向けのハウスをやりたい!という事業者のみなさんに、資金を分配していきます。
そのための公募が1月20日から始まります。
公募の概要
今回、公募する団体数は5〜7団体。
建物の改修費用や家具家電の購入費、運営費などに対して、1団体あたり、最大2000万円を助成します。
補助率は75%と他の補助金と比べると高めに設定されていることと、
運営に関する人件費にも一部を充当することができるため、大変使いやすい仕組みになっていると思います。
詳細はこちらからぜひ、ご覧になってください!
母子家庭の居住支援の必要性
いま、居住支援は強く必要とされています。
しかし、残念ながら、住まいの維持に関する政策は非常に脆弱だと言わざるを得ません。
制度がない、制度があっても使えない、制度があっても断られる。
こうしたことが多すぎます。
私たちが2012年から母子のハウスを運営し始めて、今年で10年目。
いまだに、道半ばです。
心ある民間の事業者のみなさんが、リスクを背負って居住支援をしている。そんな状況が続いています。
母子家庭向けの居住支援をしている仲間を支えて、増やしていきたいという思いから、2019年からは全国組織としてNPO法人全国ひとり親居住支援機構も立ち上がりました。
今回の補助金を活用して、母子家庭への居住支援の輪をよりいっそう広く、強いものにしていきたいと考えています。
多くのみなさんのご支援、よろしくお願いいたします。