Twitterのアルゴリズムがついに公開。重要な指標17選&成功失敗事例から見る今後のTwitter運用戦略について
初めまして、Akiyama Yutaです。
noteではSNS運用に関する情報を更新しています。
本題ですが、2023年4月1日に、TwitterがGitHubになんとソースコードやアルゴリズムを公開し、世界中で話題になっています。
ソースコードを見ていると、本当にアルゴリズムが書かれています…
ソースコードを見た上で、重要なアルゴリズムや、今後のTwitter運営の戦略の方向性を考察しましたので、良ければ皆様の運用に役立ててください。
▼Twitterアルゴリズム 重要なポイント
アルゴリズムを読んでいると、スコアリングの方法など重要な箇所がたくさんありましたが、主に以下のように3つに分け、重要な箇所のみ書き出しました。
(1)アカウントを評価する時に重要なスコアリング方法
まず最初に皆さんのアカウントが、良いアカウントなのか?悪いアカウントなのか?(優先表示すべきか?)を判定するための、アルゴリズムを抑えることが重要です。
アカウントを評価するにあたっては以下のような内容が記載されています。
アカウントの評価が上がる要素
アカウントの評価が下がる要素
認証バッチはもちろんのこと、今までフォロワーの比率が多い方が良いということは暗黙の了解としてありましたが、FF比についても明記がされていました。
また、Twitterにスパム判定された場合、もうそのアカウントの復帰はかなり厳しいかもしれないですね。。
(2)個別の投稿を評価する時に重要なスコアリング方法
次に、個別の投稿がどのようにして評価されているかを見ていきます。
テキストのみの投稿をし、反応がいいねやRTが無い状態を1倍として、以下のようなフォーマットやリアクションがあることで、アルゴリズムのブーストがかかることが記載されています
まず意外だったのが、RTよりもいいねの方が評価が高いという点です。さらに、画像や動画を含めた方が、Twitter側のブーストがかかることも明記されています。
(3)アクションからもらえるブーストのスコアリング
上記のように、アカウントや投稿などをアルゴリズム判定によってどの程度届けるかを決めながら、さらにユーザーからのアクション数などによって、もっと優先表示するかなどが決まっていきます。
ソースコードには以下のように、ポジティブかネガティブか、そのアクションに対する重みが記載されています。
この記載を見てみると、いいねよりもリプライの方が57倍(いいねは0.5の重みでリプライは27の重みなため)があり、またユーザーの返信に対してこちらから返信すると、いいねの150倍の効果があることがわかります。
▼アルゴリズムからみる、成功事例と失敗事例
Twitterのアルゴリズムをみると、いいねやRTはもちろん、リプライやリプライに対するリプライなど、積極的なユーザー間のやりとりが、1つ重要なポイントだということがわかりました。
その前提で見てみると、こちらのケースも納得が行きます。
▼フォロワーが100万人以上いるのに、なぜインプが1万以下?
こちらのアカウントは、日本で最大級の新聞社、朝日新聞が運営するTwitterアカウントです。フォロワーは130万人以上おり、国内でも上位ランキングに入る巨大アカウントです。
ですが、実際のツイートをみると不思議なことが起きています。
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