毎年恒例のLIVEのことやら色々と。
2020年。
誰がこんなことになるなんて予想しただろうか。
本来ならば東京オリンピックをはじめ、
少なからずこれからの未来に向けて「希望溢れる2020年代の始まり」の年になる予定だったはずだ。
それがいざ始まってみると、
コロナが世界規模で流行してしまい、
日本に至っては相次ぐ著名人の方の訃報。
未来の自分たちが「暗黒の年」として語っているのが、容易く想像できてしまうような年になってしまった。
話を表題の件に移行しよう。
毎年自分はこの月に「Room K」という、
半ば自己満足に近いようなLIVEを続けてきた。
いやいや自己満足とは言うものの、
きちんと来てくださった人たちが本当に楽しんでもらえるように、
何ヶ月も前から思考を凝らしたイベントを
開催してきたつもりである。
今年はその第四回目となる年。
がしかし、冒頭に書いた通り、
何もかもが思い通りにいかなくなってしまった。
ここ数ヶ月悩み抜いた結果、
今年は見送ることに決定。
楽しみにしてくださっていた方々には申し訳ないと思っています。
このイベントにはある大きな理由があって、
自分自身とても思い入れのあるイベント。
そのイベントを見送るという決断は、
自分の中でとてつもなく大きなものだった。
でもそんな自分のわがままを体現したかのようなLIVE(あえてこの表現で言わせてもらう)が、
わがままでは貫けない状況になってしまったのは、正直本当に辛い。
ただ来年こそはという気持ちは常に持っていようと思う。
その時は恐らく「vol.5」としてやることになるだろう。
今年失くなってしまったvol.4にきちんと意味を持たせるためにも。
コロナがどうとか、
政治がどうとか。
確かにとても重要なことで、
国民全員が真摯に受け止めなければいけない問題だけど。
そんなことはまず置いておいて、
やっぱり誰かがいなくなるというのは悲しいということ。
2020年も残り二ヶ月ちょっと。
2020年は大変な年ではあるけれど、
個人的に「チャンスの年」という位置づけで走ってきた。
上手くいかないことや、
いつも以上に大変なことが山ほどあったけど、
全てを受け止めてきた。
「向かい風」も向く方向を変えれば「追い風」になると信じて。
やっぱりさ、いつだって自分の未来を信じていたいじゃない。
いつか未来になった時に、
「暗黒の年」として語る2020年より、
「希望の年」として語る2020年。
まだまだ遅くはないと思う。
誰かが辛そうにしてたら、
「みんな辛いんだよ」という言葉を飲み込んで、
そっと助けになるような、そんな言葉をかけられたらいいな。
そしてそんな人たちを助けられるような曲やLIVEを、
これからたくさん作っていきます。
今日はそんなお話。
長文駄文、最後まで読んでくれてありがとう。