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【速報レポート】空き家ゼロにの日キックオフ

こんにちは!空き家ゼロにの日事務局です!
先週末7月30日(日)に「藤枝市空き家のプロに相談できる!藤枝市空き家ゼロにイベント2023」が開催されました。
このイベントは「空き家ゼロに月間」のキックオフにもなっており、無事にスタートが切れましたので、本日は速報レポートをお届けします!


\空き家ゼロに月間キックオフです/

民間企業、自治体、コミュニティ運営など様々な立場で、空き家問題や空き家活用に関わる、今話題の方々にお集まりいただき、お話をしていただきました。それぞれ違った角度から、空き家に向き合うお話は非常に濃い内容で、学びや気づきが多かったと感じました。
それぞれの発表を、参加された方の感想も入れながら、振り替えっていきましょう。

【午前の部】空き家ゼロに月間キックオフ

空き家買取専科 広報 三輪 早苗氏

まずは、空き家ゼロにの日生みの親である三輪さんのトークから。
空き家ゼロにの日とは?空き家ゼロに日を作った思いなどについて、改めてお話をしてくれました。

空き家の会 代表 光山 和弥氏

次に、現在40,000人規模のFacebookコミュニティ「空き家の会」の代表である光山さんが登場。リアルでお会いするのは初めてで、体格ががっちりしているなぁと思っていたら、ラグビーをやられていたそう。(豆知識)

リアル会場のお客様も30~40名ほどいらっしゃまいした!

■家業である創業1866年の石材店での仕事
■神戸 平野商店街の活性化事業(KIKKAKE PLACE)
■空き家の会の運営
の3本軸で活動されている光山さん。空き家の活動をメインにやられているのかと思ったら、家業の方が本業で、あくまで興味本位で始めた空き家に関わる活動は「面白そう」から始まったものでした。

有馬温泉付近にあった空き家を親戚から購入し、フルリノベーションし、貸し出すという経験から始まった光山さんの空き家に関わる活動。大学生と一緒になってシェアキッチンを始めたり、子どもも参加できるDIY体験会をしたり、DIYのために往復8時間かけて無垢の木材を取りにいったり・・・・すごいスピードで活動が広がっていることに驚きました。

光山さんの行動力に圧倒されたと、アンケートにも回答がありました。まだ27歳という若さからも、若い世代に空き家問題と関わるきっかけを与えてくれるだろうな、と思えるお話でした。
▼KIKKKE PLACEのInstagramはこちらから。

ええやん!空き家やんちゃんねる=空き家活用株式会社
和田 貴充氏

続きまして「どうも、とろサーモンの久保田です」と会場を笑いで溢れさせてくれる自己紹介をしてくださった、空き家活用株式会社の和田社長。

クローズアップ現代」や「ガイアの夜明け」などテレビでも大注目の空き家活用株式会社さん。空き家問題の現状や、空き家が放置されてしまう現状について、日々空き家で困っている方々に向き合っているからこそのお話が聞けました。
空き家を所有している人、いずれ自分の家をどうしようと思っている人に対して、繰り返しおっしゃっていたのが「親から子に言ってあげてください、話をしておいてください」ということです。
なんとなくで「実家よろしくね」と言われてしまうと、そのままにした方がいいのかなとか、残置物も残しておいた方がいいのかなと責任感を感じてしまい、そのまま放置(維持)してしまう方が多いそうです。
子世代からは、聞きにくい話題です。親から子に言っておいてあげてくださいね、とはっきり参加者さんに伝えていたのが印象的でした。

▼youtubeのチャンネル登録もぜひ
和田社長が分かりやすく、楽しく空き家物件を紹介してくれています。

【午後の部】空き家未来トーク

藤枝市住まい戦略課 主幹 小林亮介氏

公務員としては異例?の5つの不動産資格を持つ小林さん。「ほどよく都会、ほどよく田舎くらし」ができる地域として住みやすいだけでなく、子育て世代にも優しい制度を整えている藤枝市。
課題として上がっている空き家の増加や空き家の活用を、解決するために空き家ゼロにサポーターとともに、行政として空き家問題に取り組んでいらっしゃいます。
なんと藤枝市では、空き家を買ってリフォームする際や、空き家の解体をする場合などに使える他市町ではあまりやっていない補助金の制度があるそうです。

藤枝市空き家ゼロにサポーターや、藤枝市リ・バース空き家バンクなど、民間業者と協力しながら空き家問題に取り組んでいることが分かりました。

藤枝市空き家ゼロにサポーター サポーター長 玉木潤一郎氏

藤枝市内の空き家の利活用を促進させ、また、空き家の発生を抑制する啓発活動を効果的に進めるために発足した、民間事業者との連携した空き家対策の取組みが空き家ゼロにサポーターです。
不動産会社や遺品整理、司法書士・税理士など、様々な分野の業者41社が参加しています。この日のイベントでも、相談窓口があったり、子どもと楽しめる体験コーナーがあったりと、親しみやすい皆さんでした。

空き家問題、どこに相談したらいいか分からない・・・という方は、藤枝市住まい戦略課に相談し、空き家に知見のある専門家〈空き家ゼロにサポーター〉に対応してもらうことができるな、と思えました。

ADDress 代表取締役社長 佐別当隆志氏

住まいのサブスク「ADDress」で多拠点居住という新しいライフスタイルを提案する、佐別当さん。
現在、全国270か所以上の以上に拠点が増えている「ADDress」。Wi-Fiや家具家電完備で、気軽にワーケーションができるという多拠点生活は、フリーランスの方だけでなく、会社員や学生など幅広い層に使用されているそうです。
また、拠点の管理をしてくれている「家守」さんにその地の情報を教えてもらったり、家守さんを通じて会員さんとのつながりが広がったり、ということもあるそうで、コミュニケーションが深まりそうです。

イベント前日からADDressの用宗拠点に来ていた佐別当さんは、用宗にいたADDress会員の方や、家守の方をイベントに誘って連れてきてくれるなど、温かい楽しい関係性ですね。

ADDressの拠点になる場所は、どちらかというとニッチな、例えば静岡の用宗のように、地元民からすると観光地でもないしな~というような場所が人気だそうです。家守さんがいるので、地元のことや地元の方との関係もスムーズに行きますし、観光地のように人が多すぎないので過ごしやすいそう。
そういった土地の方が空き家・空き部屋が多いので、WinWinですね!

実際にADDress会員の方もトークを聞きに来てくれていたので、多拠点生活のリアルも聞くことができました!急な質問対応ありがとうございました!

パネルディスカッション「空き家ゼロにの日 これからの空き家の可能性や官民連携で取り組むべきこととは」

小林さん、佐別当さん、玉木さんの3者でのディスカッションも盛り上がりました。空き家を活用する民間業者と、行政としての制度の確立や市民の方からの相談窓口を担う自治体、官民が連携して取り組んでいけそうだと感じました。

【速報】8月2日(水)のSNSでの反響

昨日、8月2日(水)空き家ゼロにの日の当日は、多くの方に「#空き家ゼロに」「#0802の日」のタグをつけて、発信していただけました!
ありがとうございます!SNS発信をすることで、空き家について考えるきっかけになったら嬉しいです。

ほんの一部をご紹介

8月は空き家ゼロに月間です!
全国各地で空き家にまつわるイベントやセミナーが開催中です。
ぜひ、こちらもご覧ください~!