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【新しい働き方LAB】生涯学習都市・掛川とフリーランスが協働したら、まち全体を学びのキャンパスに変えられるか!?最終報告
静岡へ移住してから12月でちょうど1年。
半年前から新しい働き方を実験するコミュニティ「新しい働き方LAB研究員制度」を利用し、
「生涯学習都市・掛川とフリーランスが協働したら、まち全体を学びのキャンパスに変えられるか!?」という実験に参加していました。
参加させて頂いてからあっという間の半年でしたが、
12月が一番実験の中でも掛川市で活動した月でした。
掛川の魅力を知る中で地元の方々と話をし、仕事や地元に貢献しようとする熱い思いを聞き、胸が熱くなることもありました。
実験の目的と背景
この取り組みは、掛川の魅力を発掘してデジタルアーカイブ化し、それをもとに市内をキャンパスのように巡ってもらうことで、学びの機会を増やすのが狙いです。
この取り組みによって、まちづくりを自ら考えるまちづくりの担い手が増え、生涯学習を軸としたまちづくりが活性化されると考えています。
「掛川100景」(https://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/gyosei/docs/734843.html)
「掛川100景」は、掛川市内の魅力的な場所・人・物・事を集め、掛川の魅力に触れて、知ってもらい。その魅力の源泉を理解することで、将来のまちづくりや、これからの生き方・暮らし方に役立ててもらうことを目的としています。
この実験を通して検証したいこと
実験自体のゴールはこのように定められています。
・市民と協働して、学びの場を見つける
・市民と協働して、学びの場を巡るコース(学びのキャンパス化)を設計する
特にこの中でも私自身は下記キーワードに沿って学びの場の開拓をしていこうと考えて行動してきました。
・掛川での体験×人に着目し 学びの場となるような場所の開拓
・合併した町での新たな掛川の魅力発掘
・自分の趣味であるバイク、日本酒をキーワードに学びの場を開拓
中間報告~最終報告までの活動
執筆活動
掛川100景をデジタルアーカイブ化する上で下記5箇所の記事執筆に
現在も取り組んでいます。
・森林組合 (取材有り)
・天浜線 (取材有り)
・ならここの里
・清水邸庭園
・さくら咲く学校
まだ執筆はしていますが、実際に足を運び、地元の方の話を聞くと
良い記事を執筆しないととプレッシャーのかかるぐらい熱い思いを持った方が多く、非常に刺激を受けました。
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半年間の活動の振り返り
静岡に移住した後、地域活性化に関わる市のプロジェクトに参加したいとずっと思っていました。このプロジェクトへの参加も、その思いがきっかけです。
どんな出会いがあるのか、静岡の方々がどんな気持ちで地元に貢献しようとしているのか、楽しみにして参加しました。
実際、意見交換会や取材を通じて出会った地元企業の方々は、皆さん掛川を良くしたいという強い思いを持って活動しており、その熱意に触れて、自分自身の姿勢を見直すきっかけにもなりました。
「もっと真剣にこのプロジェクトに向き合わなければ」と思わされる場面も多々ありました。
個人事業主として活動をしていると、自分が取引したことある方や
同じ業種の方との出会いが多く、
たまに気合いを入れ直さないと思うこともありました。
しかし、このプロジェクトでは初めての方々との出会いや、取材、記事執筆といった新しい挑戦を通して多くの刺激を受けることができました。
今年を振り返ると、本当に多くの貴重な経験をさせていただいたプロジェクトだったと感じています。
今回の記事執筆で一区切りを迎えますが、記事の内容は時代とともにアップデートされ続けていくべきだと思います。(実際このプロジェクトは違った形で続いていきます)
私自身も施設の歴史や建設当時の背景を調べる中で、ネット上に情報が少ないことに気づかされました。
しかし、「掛川100景」がオープンすることで、こうした情報が広く共有され、調べる手間が減ると思います。
調べる過程では、施設の役割が時代とともに変化していることも興味深い点でした。
建設当初は裕福さを象徴する存在だった施設が、今では四季を感じられる憩いの場や日本文化を体験できる場所として、多様な役割を担っています。
こうした変化は、地域における施設の存在意義を常に問い続けている証拠だと思います。
記事執筆が終わっても、地元の方々と協力しながら情報を更新し続けることが、このプロジェクトの目的である「市民協働」に繋がるのだと感じました。
また、新しい形で「掛川100景」がアップデートされていくことを聞き、私自身もその過程に関わりながら、静岡での起業を成功させたいという気持ちがさらに強まりました。
このプロジェクトを通じて、静岡県の課題や環境問題についても多くのことを学びました。
これからの事業活動において、こうした課題の解決に向けて地元の方々と一緒に取り組める可能性があるのではないかと考えています。
今回の出会いや経験を一過性のものにせず、今後の活動に活かしていきたいと思います。
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