【中津市】自然×歴史のまち・中津市で空き家を上手に売るコツ
こんにちは、私、山本ひとみと申します。大分市内で不動産に携わって5年目になります。「空き家を売却したいけれど、どこから始めたらいいの?」とお悩みの方もいらっしゃいますよね。今回は“からあげの聖地”とも呼ばれるグルメと、歴史豊かな城下町が魅力の中津市で、空き家をスムーズに売り出すヒントをお届けしようと思います。一緒に考えてみましょうね。
中津市で空き家を売却する魅力とポイント
大分県の北西部に位置する中津市は、中津城や耶馬溪など、観光客が年間を通して訪れる歴史と自然の宝庫ですよね。さらにJR日豊本線や高速道路を利用すれば、福岡方面や大分市内へのアクセスもスムーズ。大都会ほどの混雑はなく、地元ならではの落ち着いた暮らしを楽しみながら、便利さもほどよく感じられるエリアです。観光拠点や移住先としても注目を集めているため、空き家を活用するチャンスが増えているんですよ。例えば古民家をリノベーションしてカフェや宿泊施設にするなど、多彩な用途が考えられるのが中津の強み。行政の空き家バンクや移住支援制度を上手に活用することで、売却の可能性を大きく広げることができます。
中津市で空き家売却を成功させるノウハウ
歴史や観光資源を活かす
中津市といえば中津城、さらには耶馬溪の美しい渓谷が有名ですね。もし空き家がこれらのスポットに近いのであれば、「築古物件をゲストハウスにリノベする」「観光客向けの民泊に活用」など、歴史と自然を活かしたプランを買い手に提案してみてください。単なる住宅としてだけではなく、“観光要素を生む拠点”としての魅力がアピールできますよ。
空き家バンクや補助金の活用
大分県や中津市では空き家バンク制度やリノベーションの補助金を設けている場合があります。私も初めて知ったときは「こんな制度があるなんて!」と驚きました。こうした助成制度をうまく絡めると、買い手のリフォーム費用が軽減できて「ここなら手が届きそう」と感じてもらえます。
地域コミュニティの魅力を伝える
中津市は古くからの歴史的街並みだけでなく、からあげ店など地域に根付いた飲食店が多数存在。移住者やセカンドライフ希望の方は、地元コミュニティと仲良くできるかを気にされる方も多いです。「町内会でのお祭り」「地元店でのグルメイベント」「商店街との交流」など具体的に案内すれば、暮らしの魅力をグッと上げられますよ。
空き家売却をスムーズにする具体的なコツ
“からあげの聖地”×暮らしの利便性をPR
中津市といえば何といっても“からあげ”ですよね。グルメ好きを惹きつける力は相当なもの。さらに日豊本線や高速道路が通り、公共交通機関や車社会の方にも使いやすい環境です。SNSやブログで「からあげグルメ巡りが日常」「主要都市へのアクセスが良好」といった情報を発信しながら物件を紹介すると、遠方の方にも響きやすいですよ。
築古物件ならリノベやDIYのビジョンを添える
古い家屋ほどDIYやリノベが好きな人にとっては“宝の山”です。内装を活かしてアンティーク調のカフェやゲストハウスを作るなど、物件のポテンシャルを写真や図面で具体的に示せば、買い手が「ここで新しい事業を始めたい!」と想像しやすくなります。
オンライン内見や動画撮影も活用
中津市への移住を考える人の中には県外在住の方も少なくありません。オンラインで内見ができたり、物件や周辺エリアの動画を送ってもらえたりするだけで、興味度合いが大幅にアップします。遠方からでも購入を検討しやすい環境を整えておくと、問い合わせが増えやすいですよ。
売却エピソード
少し前にご相談いただいたAさんは、中津市郊外で築35年の家を相続されたんですが、「こんな古い家、売りようがない」と落ち込んでいらっしゃいました。とはいえ物件は駅から車で20分ほど、周辺には大きめのスーパーもあって意外に生活しやすい立地でしたので、私は「DIYやリノベ好きな人にはぴったりかも」と考え、物件の写真や間取り図をInstagramで発信することに。
投稿では「天井の梁を活かしたカフェ空間にアレンジできるかも」「この広いキッチンなら地元食材を使った料理教室も開けそう」など、新しい使い方のアイデアを添えてみました。すると、福岡で飲食店を営むご夫婦から連絡が。「セカンド拠点として、ここをカフェ兼宿泊スペースにリノベしたい」と見学にいらしたんです。家の周りの田園風景に癒やされたのか、「ここならお客さんにゆったり楽しんでもらえそう」と即決に近い形で購入を決められました。
Aさんも「本当にこんな売れ方があるんですね…」と驚きつつ、「地元の魅力と家の良さをセットで伝えられたのが良かったんですね」と納得されてました。そこまで大掛かりな改修は必要なく、自治体の補助金も使えることが分かり、スムーズに売買が進んだ好例です。
まとめ
中津市で空き家を売却するなら、からあげなどのグルメ力や観光スポット、中津城を中心とした歴史的背景をセットでアピールするのがおすすめです。地域独自のコミュニティと程よい都市機能、そして多彩なリノベーションの可能性が詰まっているので、「思ったより売れないかも…」という不安を抱く必要はありません。SNSやオンラインツールを使いながら、多角的に情報を発信してみてくださいね。
ちょこっと一言
実は私、中津のからあげが大好物なんです。週末に車を走らせて、いろんなお店を食べ歩きしてます(笑)。あと、お城や耶馬溪などの観光地をめぐると、ついつい写真を撮りまくっちゃうんですよね。そんな“おいしい&楽しい”まち・中津での空き家売却、皆さんもぜひポジティブに考えてみませんか?