周囲のレベルが自分のレベル
自分がいま身を置いている環境(家庭、会社、学校?)や、周りの人(家族、友人、同僚とか)に不満を感じている人に読んでもらいたい。
誤解のないようにしたいのは、レベルとは地位や名誉や資産のことではないということ。
ここでいうレベルとはこころの持ちようであり、生き方そのもののことです。
自分もそうなんだけど、(自分のことは棚に上げて)会社や家庭や友人や同僚、あとは夫とか彼氏とか夫とか夫とか(笑)の悪口ばかり言っている人、よく見かけます。
そりゃぁ、生まれも育ちも考え方も経験値もみんな違うんだから、同じ人間なんて一人もいないし、価値観が合う人ばかりではないのは当然です。
では、あなたが悪口を言っている相手と、あなたは何が違うの❓❓❓
私には同じに見えます。
気づき
何度か転職を繰り返し、現在の職場に来てはや10年がたとうとしています。
社員10人程度のガテン系の小さい地元の企業。
男女比は半々、年齢も20代から50代までいい感じでばらついている、ごく一般的な田舎の会社です。
正直、入社して初日に、レベルの低い会社だな、ってドン引きしたのを覚えています。
理由は、とにかく職員の仲が悪い💦
あからさまに無視したり、仕事で足を引っ張ったり、悪口を言いふらしあっていました。
入社初日でも感じ取れるのだから相当です。
それまではわりと文化的な職種の職場で働いてきた私には、どこか別の世界のことのように感じましたし、自分は誰の味方でも敵でもなく、うまく立ち回ろうと、そうできるだろうと安易に考えていました。
しかし、実際は誰も放っておいてはくれず、争いごとに巻き込まれていくのです。(コミュニティって怖い!)
その後は、ほんとうに色々なことがありました。
訴えるほどでもない小さな嫌がらせや、わかりやすい大きな嫌がらせもさんざん受けました。
あることないこと噂をばらまかれ、気持ちが沈む日々もありました。
そんななかでも私はとにかく実力で見返してやろうと頑張りました。
しかし、それもまた気に食わない人がいたようです😅
なにをしても、なにもしなくても、変わらない。
入社して数年でこの思考にたどり着いたのです。
あんなことをされた、こんなことを言われた、こんなひどい目にあった、こんなひどい上司がいる、こんな会社ありえない。
そんなことを言いふらしてやろうと思った時期もありましたが、なんとか思いとどまりました。
そんな環境にいるしかない、自分がとても恥ずかしくなったんです。
この劣悪な環境が悪いのではなく、この劣悪な環境に居るしかない、自分が悪い。
そう考えたのです。
転職をすれば解放されますが、田舎は転職を繰り返す人に優しくありません。勤続年数が長い人ほど信用されますし、給料もあがります。
そして田舎の企業など、どこに行っても同じような問題はあるでしょう。
辞めるにしても辞めないにしても、自社、他社問わず、必要な人材だと思ってもらえるようになってから考えよう。そう思って歯を食いしばって踏みとどまりました。
そしてまた数年経ち、職員は半数以上が入れ替わりましたが、いまなお社内の環境は変わりません。社内で偉くなりたい人が、他を蹴落とすことで上に上がろうとしているからです。私にはただただ愚かな人に見えますが、人によってはとても頑張り屋さんに見えたりもするようでした。
私は偉くなりたい願望が全くなく、ただただ自分が誇れる私でありたいと励んでいましたが、それもまた気に食わないようでした。
彼らが足を引っ張りあっている間に、わたしはたくさん本を読み、いくつかの資格を取り、仕事も真摯に取り組んできました。その甲斐あってか、最近は同業他社さんから引き合いを頂くようになりました。ありがたいことに。
社内ではいまだにミソクソですけど笑
いまは、独立を視野に入れて未来を考えています。
どこで働こうがいろんな考え方の人がいて、大なり小なり問題はあって、きっと私はどこに行っても何をやっても頑張れるんだけど、どうせ頑張るならもっと自分を必要としてくれる人のために頑張りたい。もっと前向きな環境に身を置きたい。そう考えています。
レベルを下げないように気を付けてきたこと
こう思えるまでに私が徹底してきたのは、”職場関係の人と飲みに行かない”ことです。会社全体の飲み会以外は一度も行きませんでした。それには明確な理由があります。
とにかく人の入れ替わりの激しい職場でしたが、そんななかでも気の合う人はいました。
しかし、私は社内のだれとも個人的に必要以上に仲良くなりませんでした。
時には同僚と飲みに行って愚痴をこぼしあえば、気を紛らわせたり、結束を固めたりできたのかもしれません。
でも、それは自分のレベルをまたさらに下げることだと思っていました。
陰口に花を咲かせ、事実とは限らない有象無象の噂話を垂れ流すことに自分の大切な時間とお金を使い、レベルの低い人と同等なレベルに己を落とすことに他ならないと考えています。
逆に言うと、どんな人と親しくするか、どんな話をするかで自分のレベルを上げることができる。そう思っています。
重ねて言っておくが、人のレベルとは地位や名誉や資産のことではではない。
こころの持ちようであり、生き方そのもののことです。
親しくなるなら、悪口ばかり言ってる人よりも、もっと前向きな言葉を使う人と親しくなりたい。
自分の知らないことを知っている人や、なにかに挑戦している人もいい。
そんな人と親しくなって、私ももっともっと前向きでありたい。周りの人にプラスの影響を与えられる私でありたい。
そして、周りにいる、思い悩んでいる人にも同じように前向きに明るくあってほしい。そう願っています。
不思議なもので、自分の精神状態が前向きな時って、同じように前向きな人に出会えます。何かに挑戦しているときは同じようになにかに挑戦している人に出会えるものです。
いまいる環境にいるのは自分のせい。
周りにいる人のレベルが自分のレベル。
もしも現状に不満があるならば、それは自分のせいなんです。
現状を変えられるのも自分ということです。
いまもそう思っています。
最後に
子供のころは夢や希望に小鼻を膨らませていましたが、子供であるが故に環境は選べませんでした。残念ながら大人になるにつれ、夢や希望が叶わないとあきらめることを学んでしまいます。しかし、大人ならだれしも、自分の居場所、付き合う友人、上司、会社などなど、自分で選ぶことができます。きっと、なりたい自分や環境をいつだって手に入れられます。
すべては自分しだい!
そう考えたら、大人になるのも悪いことばかりではないですね☺
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