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【燕市】金属加工の街×暮らしやすさ抜群!燕市で空き家売却を成功させるポイント
こんにちは、佐藤なつきと申します。新潟市出身で、大学卒業後は東京の不動産会社に勤めていましたが、やっぱり地元っていいなぁと思いUターン就職しました。今は新潟の不動産会社で5年目になります。最近「燕市の空き家を売却したいんだけど…」という相談が増えているんですよね。実は燕市といえば金属加工や洋食器で全国的に有名な“ものづくりの街”。生活インフラもしっかりしていて、移住やセカンドライフを探している方にとって魅力的なんですよ。今回は燕市で空き家売却を成功させるための秘訣をお話しますね。
燕市のものづくり×利便性を活かした空き家売却
燕市は、新潟市からも近く、JR弥彦線や高速道路を利用すれば、都市部へのアクセスも意外とスムーズです。何と言っても金属加工や洋食器の産業が盛んで、地元ならではの工房やショールームが点在しており、“ものづくりの街”として観光客も訪れます。さらに商業施設や学校、医療機関も整っていて子育てファミリーにも優しい環境。大雪が心配なイメージもありますが、除雪や雪対策は市や地域コミュニティのサポートがあるので、移住希望者も安心して暮らせる街なんですよ。
燕市で空き家売却を上手に進めるノウハウ
空き家バンク&補助金制度の活用
燕市でも自治体の空き家バンク制度があり、登録しておくと、移住者や二拠点生活を希望する人とのマッチングが期待できます。リフォーム補助金や耐震補助金なども整備されているので、築古物件でも買い手がリフォーム費用を抑えられる可能性があり、売却につながりやすいです。
“ものづくりの街”ならではのアピール
燕市を訪れる観光客や移住者は、工房巡りや地元産業とのコラボに興味を持つことが多いです。空き家をショップやゲストハウスにリノベして、“地元工芸品のギャラリーを併設”といった活用方法を提案すれば、都市部からの移住希望者にも魅力を感じてもらいやすいでしょう。
雪国特有の暮らしを説明
新潟の冬にはそれなりの雪が降りますが、燕市は比較的平野部が中心で、車移動が主流です。除雪体制や道路状況、地域での助け合い文化など、豪雪地帯に慣れていない買い手が安心できる情報をまとめておくと良いですよ。
燕市で空き家売却を成功させる3つのノウハウ
空き家の強みをわかりやすくPR
築古でも広い敷地を持つ家や、裏に畑がある家など、田舎暮らしにとって魅力的なポイントを具体的に示しましょう。庭の一角で家庭菜園を始められるなど、“ここならでは”の楽しみを発信すると買い手のイメージが膨らみます。
交通アクセス&ライフラインを明確に
「JR燕駅まで車で○分」「高速ICまで▲分」「近くにスーパーや病院があり、普段の買い物や通院にも便利です」など、生活に直結する情報を積極的にアピール。遠方の方は土地勘がないので、詳しく丁寧に伝えることが大切です。
SNSや動画で“リアルな暮らし”を発信
外観・内観だけでなく、周辺の街並みや雪の多い時期の様子、近くの公園や学校などの情報を写真や動画で見せると、買い手が「ここに住むとこんな風景があるんだ」と想像しやすくなります。オンライン内覧と組み合わせるのも効果的ですね。
燕市の空き家売却をぐっと後押しする3つのコツ
“ものづくり産業×観光”を活かした事業提案
燕市はカトラリーや包丁など金属加工の一大産地です。空き家を“地元職人の実演スペース”にするなど、観光要素や工房体験を絡めるアイデアを提示すると、移住者だけでなく投資家や事業者にも響きます。
冬の雪対策を具体的に説明
家の構造や屋根材によっては雪が溶けやすい仕組みがあったり、簡易除雪機が活用できたりと工夫がいろいろ可能です。近所付き合いの風習や市の除雪サービスも紹介し、豪雪への不安を取り除いてあげましょう。
燕・三条エリアのブランド力を後押し
燕市と三条市は“燕三条”として有名なブランド力があります。飲食関連のイベントや刃物まつり、工場見学など観光客も多いので、空き家を宿泊施設に転用するビジネスプランはじゅうぶん成立し得るんですよ。
売却エピソード
先日、燕市で築35年ほどの家を相続したUさんが、「新潟に雪も多いし、古い家だから売れ残るかも…」と心配していました。ただ敷地が広く、近くには金属加工の工房が点在するエリアだったのがポイント。そこで私は「空き家バンクに登録して、SNSで“工房巡りの拠点に最適”とアピールしましょう」と提案。部屋の写真だけでなく、周辺の工房やショップ、そして雪の季節の街並みを撮影して投稿したところ、都内のアパレル会社を経営する方が「燕三条のものづくりに興味があって、ここをゲストハウス+ショールームにしたい」と連絡をくださり、すぐにオンライン内覧が実現。屋根の雪対策やリフォーム補助金の情報をまとめて説明すると、「雪国の暮らしも面白そう」とポジティブに捉えていただき、数週間後には現地での契約が成立。「こんな田舎の家でも、ものづくりの街ってブランド力があるんですね」とUさんも驚きつつ感激されていました。私も“燕市ならではの魅力”がしっかり伝わった嬉しい事例だと思います。
まとめ
燕市の空き家は“便利なアクセス×金属加工の魅力×雪国の風情”をうまく打ち出すことで、多種多様な買い手に興味を持ってもらえる可能性があります。自治体の空き家バンクや補助金、雪対策のポイントを組み合わせながら、周辺の産業や観光資源とのコラボアイデアを見せるのが売却成功の秘訣。築古だからとあきらめず、燕市ならではのエッセンスをアピールして、新しいオーナーとの出会いを掴んでみてくださいね。
ちょこっと一言
私、燕三条エリアで開催される工場祭りとか刃物まつりに行くのが大好きなんです。金属の磨き加工を見学したり、包丁の切れ味を試したりすると、「日本のものづくりってすごいなぁ…」と感動しちゃいますよね。そんな燕市のまち歩きを楽しみながら、ぜひ空き家のポテンシャルもいっぺこ(たくさん)感じ取ってもらえたら嬉しいです!