【国富町】宮崎市のベッドタウン化で空き家売却の需要が拡大?

こんにちは、宮崎市在住の不動産会社社員・中村です。


今回は、宮崎市のすぐお隣にある国富町(くにとみちょう)についてお話ししたいと思います。国富町といえば、豊かな自然に囲まれつつ、宮崎市中心部へも車で30分程度というアクセスの良さが魅力のエリア。


近年は“ベッドタウン”として注目され始めており、通勤・通学の利便性を求める方の需要がじわじわと増えています。そんな国富町での空き家売却について、一緒に見ていきましょう。


国富町が“宮崎市のベッドタウン”と呼ばれるワケ

国富町は宮崎平野の中央部に位置し、南北に流れる大淀川の支流や田園風景が広がるのどかな地域です。もともと農業が盛んで、野菜や果物をはじめとする新鮮な食材が豊富なのも魅力の一つ。


一方で、宮崎市街地までの距離が近く、車通勤でもストレスなく移動できるため、“静かな環境で暮らしつつ都会の利便性も享受できる”という贅沢なポジションにあるんです。


さらに近年は国道や県道の整備が進み、交通アクセスがより便利になりました。これにより「家賃や地価が高い宮崎市内を避け、郊外の国富町でゆったり暮らしたい」というニーズが高まっているんですね。


空き家売却のポイント~“通勤圏”を意識する

1 立地条件を明確に示す
“宮崎市中心部まで車で何分” “最寄りのバス停や駅まで徒歩○分”といった情報を、地図や写真とあわせて分かりやすく提示しましょう。通勤や通学がスムーズであることが伝われば、ファミリー層や若い世帯の心をつかみやすくなります。


2 周辺施設の紹介
スーパーやコンビニ、医療施設、保育園・学校など、普段の生活に必要な施設の場所や営業時間などをまとめておくと、“暮らしやすさ”を具体的に感じてもらえます。また、地元の飲食店やレジャースポットなどの紹介もプラスになるでしょう。


3 リフォームやリノベ案
築年数が経っている空き家の場合でも、リフォームプランや補助金情報をセットで提案すると、買主が“手を入れれば快適に暮らせる”とイメージしやすくなります。


地元コミュニティ&行政サポートをうまく活用

国富町は“新しい住民”を歓迎する風土があり、地域の祭りやイベントも多く開催されています。


そうした行事やコミュニティの情報を売却時に買主へ伝えることで、“引っ越してすぐに地元に溶け込めるかも”という安心感を提供できます。


また、行政の移住・定住施策や空き家バンクの活用など、役場や関連団体との連携も視野に入れましょう。町ぐるみで「国富町に住みたい!」という意欲を高められれば、空き家売却にも追い風が吹くはずです。


【売却エピソード】

私が以前担当した物件は、国富町内の住宅地にある築35年の一戸建て。


売主さまはお子さんの独立後、家が広すぎるということで売却を検討していました。ご本人は「住宅地とはいっても、こんな郊外じゃ買い手はいないかも…」と心配されていましたが、私は宮崎市内からのアクセスの良さに注目。車で約25分で市街地に着く点と、周囲に新しめの住宅が増えている点を強調することにしました。


さらに、写真や動画で物件近くの保育園や公園、スーパーの位置を紹介し、“ファミリー層が暮らしやすい町”をアピール。オンライン内覧会では、地図を使って宮崎市中心部との距離感を視覚的に説明し、買主候補の不安を解消しました。


その結果、宮崎市内で働くご夫婦が「ここなら通勤しやすいし、子どもものびのび育てられる!」と大満足。内覧後に契約がスムーズにまとまり、売主さまも「お隣の町がこんなに注目されるとは思わなかった」と驚かれていました。


ちょこっと一言

私、中村は宮崎市に住みつつも、国富町へはよくドライブに行きます。市街地から少し離れるだけで、自然豊かな田園風景や地元の美味しい食材に出会えるんですよね。


通勤圏を意識したベッドタウンとしての魅力と、のんびりした暮らしの両方を手に入れられる場所なんて、なかなかないと思います。


もし「うちの空き家は売れないかも…」と諦めている方がいたら、ぜひ一度ご相談ください!


この記事は宮崎市在住、不動産会社社員・中村(女性)が、国富町の地元住民や役場の資料などを参考に執筆しました。もし事実と異なる点などがあれば、ご連絡をお願いいたします。

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