【小林市】霧島連山の景観を活かす!空き家売却を成功に導く秘訣

こんにちは、宮崎市在住の不動産会社社員・中村と申します。


宮崎県の中央西部に位置する小林市は、霧島連山を望む絶景と豊かな農畜産物で知られています。実は、私自身も小林市に住む友人がおり、夏に行くと“湧水の里”ならではの涼しさに癒されているんです。


今回はそんな小林市で空き家売却を考えている方に向けて、地域の美しい景観と魅力を最大限にアピールする売却のコツをお話ししたいと思います。


小林市ならではの“霧島の恵み”とは

小林市といえば、何と言っても霧島連山の壮大な眺望が魅力のひとつ。また、湧き水が豊富で、夏でも涼しい環境から、野菜やお茶などの農作物が美味しく育つ土地柄です。


“食と自然”のバランスが良く、近年は移住希望者が増加傾向にあります。とりわけ、セカンドライフを求めるシニア層や、自然豊かな環境で子育てしたいファミリー層にとっては“小林市”という名前だけで興味を惹かれるケースも多いのです。


こうした“霧島の恵み”を背景に、「眺望重視の住宅」「農業体験や湧水利用を楽しむ暮らし」など、多彩なライフスタイルをアピールできれば、空き家の売却価格や需要も自然と高まりやすくなります。


景観を活かした空き家売却ノウハウ

空き家の魅力を引き上げるためには、霧島連山や周囲の豊かな自然がどれほど素晴らしいかを“視覚的”に伝える工夫が欠かせません。


例えば、遠方の買主候補にもわかりやすいよう、物件の写真や動画を撮影する際には、霧島連山が映り込むアングルを必ず押さえる。また、晴天や夕暮れ時など、時間帯によって変わる山並みの表情を切り取っておくと、売却時のアピールに大きく役立ちます。


さらに、オンライン内覧の際には「実際に湧水を汲める場所へ行ってみましょう」といったリアルタイムのツアーも面白いでしょう。小林市内の観光スポットや、地元の食材が手に入るお店など、暮らしに密着した情報を合わせて紹介すると、“生活しているイメージ”がぐっと具体的になります。


地元の人脈を活かして“霧島ブランド”を広げる

小林市の空き家売却は、ただ不動産情報を掲示するだけでなく、地元の人脈やネットワークを活かすことで成功率が上がります。


たとえば、農業体験や野菜直売所を運営する団体とのコラボ企画を打ち出すなど、新しい暮らし方を提案することで買主の興味を引きつけられます。


また、小林市内には移住促進を担当する行政セクションや、地域おこし協力隊の方々が活動する場面も多いですよね。そうした組織と密に連携しながら、空き家を通して“小林市の魅力”を発信するプラットフォームを作ると、思わぬ方面から購入希望者が現れることも珍しくありません。


地元パワーを結集させ、全国に“小林ブランド”を広げましょう。


【売却エピソード】

私が担当したケースでは、小林市の高台に建つ築50年ほどの空き家でした。


眺望は抜群なのですが、坂道が多い場所なので「移動が大変そう…」と敬遠されるかも、と売主さまは心配されていました。そこで私は、あえて“坂を上ると絶景が待っている!”をキャッチフレーズに設定。物件から見渡せる霧島連山の写真や動画を、季節ごとに撮影して発信しました。


さらに近くには美味しい湧水スポットがあるため、試飲体験をセットにしてオンライン内覧を実施。これが思いのほか好評で、「こんなに自然が身近なら、坂道も健康的で悪くないかも」と言ってくださる買主候補が現れたんです。


最終的に、自然好きの若いカップルが内覧に訪れ、「週末はこの眺めでリモートワークをしたい!」と購入を決断。売主さまは「坂がネックにならず、むしろ強みになった」と、霧島の恵みに感謝しきりでした。


ちょこっと一言

私、中村が小林市を訪れるたびに感じるのは、“空気の美味しさ”と“水の清らかさ”です。宮崎市から車で行くと、標高が少し上がるだけで気温や風の質が変わるんですよね。


ここに空き家があるなんて、もったいない!と毎回思ってしまいます。少しの工夫とPR次第で、小林市の空き家はきっと新たな主役になれるはず。まずはお気軽にご相談くださいね!


この記事は宮崎市在住、不動産会社社員・中村(女性)が、小林市の友人や地元資料などを参考に執筆しています。事実と違う点などがあれば、遠慮なくお知らせください。

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