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【南丹市】南丹市で味わう“森と里の京都”空き家売却を成功させるコツ

こんにちは、田中すみれと申します。大学で上京し、不動産会社に勤めておりましたが、やっぱり地元・京都の文化や町家の魅力を再確認してUターンしてきました。最近、「南丹市に空き家があるんですけど、使わないまま放っとくのは心配で…売れるんでしょうか?」といったご相談をいただくことが増えているんですよ。実は南丹市は“森と里の京都”とも言われ、豊かな自然や田園風景を楽しみながら、都会からのアクセスも意外と悪くないという人気上昇中のエリアなんです。今回は南丹市で空き家を売却する際のポイントをお伝えしますね。


南丹市の空き家売却、ここに注目!

南丹市は京都市から北へ少し足を延ばした場所にあり、保津川下りや美山の茅葺き集落などでご存じの方も多いかもしれません。自然がいっぱいですが、主要道路やJRの利用で京都市内まで1時間前後とアクセスもしやすいのが魅力です。農業や林業が盛んな地域でありながら、ベッドタウンとしての機能も兼ね備え、“田舎すぎない田舎”として移住希望者や二拠点生活を考える方の関心が高まっています。民泊や古民家カフェを始める方も増えており、空き家の活用に期待が持てるエリアと言えるでしょう。

南丹市で空き家売却を成功させるノウハウ

森と田園×ほどよい交通アクセス

南丹市は広大な自然を感じつつも、京都市まで電車や車で約1時間程度。都会から離れたいけど不便すぎるのは困る…という層に人気です。空き家が駅や主要道路からどのくらいの距離にあるかを明確に提示すると、興味を持たれやすいですよ。

移住支援×地域連携の可能性

京都府や南丹市では移住・定住支援や農家体験、古民家再生の補助金などが徐々に整備されています。空き家バンクに登録しておくと、遠方の人にも情報が届きやすいですね。

観光&体験施設が多彩

美山かやぶきの里や保津川など、南丹市や周辺地域には観光資源が満載。観光拠点やゲストハウス化を検討している買い手には、「○○の里まで車で○分」「近くに川遊びスポットあり」など具体的にアピールしましょう。

空き家売却に役立つ3つのノウハウ

古民家リフォームの見積りと地元大工の強み

築年数が経過した家が多いエリアですので、買い手の方はリフォーム費用を心配されることがよくあります。事前に地元の工務店に見てもらい、おおよその費用感や耐震補強の方法をまとめておけば、安心材料になりますよ。「地元の大工さんは茅葺き屋根にも詳しい」「京都らしい意匠を残す改修が得意」といったポイントを伝えると興味を持ってもらいやすいです。

SNS&オンライン内覧で魅力を届ける

南丹市は景色が本当に美しい場所が多いんです。四季折々の田園風景や茅葺き集落、川や森の写真・動画をSNSやブログにアップしながら「こんなロケーションで暮らせます」と発信してみましょう。オンライン内覧ツールを活用し、内外観や周囲の雰囲気が遠方からでも分かるように工夫すると、移住希望者の方から連絡が入りやすくなります。

農業・林業や地域コミュニティの魅力をアピール

南丹市は農家体験や林業体験、自然学習などが盛んです。移住や二拠点生活を考えている方には「地元のJAと連携できる」「週末だけ畑を借りられる」などの情報を示すとイメージが広がります。また、集落の行事やお祭りなどコミュニティの温かさを伝えて、“地元に溶け込めるかな?”という不安を減らすのも大事です。

南丹市の空き家売却に効く具体的なコツ

オンライン相談+自治体や商工会の情報をセットで

南丹市や京都府の移住相談窓口や商工会が実施しているセミナー情報を買い手に合わせて教えてあげると、「移住補助金がこんなにあるんだ」「農業体験にこんなに力を入れてるんだ」と納得感が増します。オンラインで物件の詳しい話と合わせて紹介するだけでグッと興味が引き寄せられますよ。

交通アクセス&生活に必要な施設を具体的に伝える

「最寄り駅まで徒歩○分」「スーパー・病院まで車で○分」などの情報をしっかり示すことは大切。南丹市内は車移動が前提になりがちですが、高速道路のICまで何分かかるのか、公共交通を使う場合はどうするのかなどを詳しく書いておくと、検討しやすいです。

観光だけじゃない“暮らしの京都”の魅力

京都は観光地のイメージが強いですが、南丹市は豊かな自然と地元コミュニティを感じながら暮らせる“もう一つの京都”が広がるエリア。物件周辺で楽しめるアウトドアや地域イベント、子育て支援制度などをまとめておくと、買い手に具体的な暮らしがイメージされやすいでしょう。

売却エピソード

先日、築40年ほどの家を南丹市で相続したCさんが「周りは山ばっかりで、正直どうしたらいいか…」と困っておられましたが、私は「南丹市は自然好きや農業体験に興味ある方には大人気ですよ」と背中を押しました。そこでSNSを活用し、家の雰囲気とともに周辺の美しい山の写真、最寄りのスーパーやICまでの距離なども書き込んで発信したところ、都市部在住のご夫婦から「週末は大自然に身を置きたい」「子どもに農業体験をさせたい」と問い合わせをいただきました。
オンライン内覧で“室内のリフォーム概算費用”と“地元大工の技術”を説明しながら、「実はこの辺、田舎すぎないのに美しい田園が残っていて、地元の方も温かいですよ」と伝えたら、一気に気持ちが高まったそうです。「大阪から車で1時間でこんなにのどかな暮らしができるなんて」と大喜びされ、追加の現地見学後にすぐ契約。Cさんは「あれほど山奥と思ってた場所にも、こんなに欲しがる人がいるんだ」と驚かれてました。
私も“森と里の京都”を楽しみたい人には南丹市が大変魅力的なんだと実感したエピソードでした。

まとめ

南丹市は京都らしさを感じつつ、豊かな自然や田園風景を楽しめるエリアでありながら、京都市や大阪へのアクセスも比較的スムーズな“隠れた宝庫”です。空き家を売却する際は「自然×ほどよい便利さ」「古民家再生や農業体験がしやすい地域」「移住支援や補助金制度をうまく活用できる」などの魅力をセットでアピールしてください。SNSやオンライン内覧を活用すれば遠方からの問い合わせが増え、“週末リゾート”や“子育て・二拠点生活”を求める層とマッチングしやすいですよ。ぜひこの機会に南丹市の空き家の価値を再発見して、次のオーナーさんにつないでみましょう。

ちょこっと一言

「先日、南丹市をドライブしてたら、美山のかやぶき集落へ行く途中に立ち寄った和菓子屋さんがあまりにも美味しくて…ついつい食べ過ぎてしまいそうになりました(笑)。おいでやす〜、そうどすなぁ~と声をかけてくださる地元の方々の優しさにもほっこり。やっぱり京都には、観光地だけじゃない‘ほんまもんの里’の温かさがありますね」

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