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ららん藤岡など観光拠点が豊富!藤岡市の空き家を“ドライブ客”に売り込む
はじめに
こちらも群馬県内で空き家の売却仲介を担当しております篠宮です。名前はほんわかですが、実はアクティブに動き回るタイプですよ(笑)。今回は藤岡市の話題。
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「藤岡市? ららん藤岡は知ってるかも…」という方は多いと思うんですが、意外にも“ららん藤岡”だけじゃなく、ドライブや観光拠点としてのポテンシャルが高いエリアなんです。
そんな“ドライブ客需要”が空き家売却にどう影響するか、私の経験からお伝えいたします。
♦︎藤岡市の“ドライブ観光”が熱い理由
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1. ららん藤岡って何があるの?
ららん藤岡は関越自動車道・藤岡ICに併設された道の駅的な商業施設です。地元農産物の直売所やフードコート、レストラン、さらには子ども向けの遊具がある公園などが詰まっていて、県内外のドライバーが休憩や買い物で立ち寄る“人気スポット”なんですよ。
私、篠宮も「ちょっと小腹が空いたから立ち寄る」とか「野菜を買いたいな」で立ち寄るとか、ついつい道の駅感覚で使ってます。
そこに観光バスや家族連れも集まるので、確かに賑わってますね。
2. 首都圏から1~2時間の距離
藤岡市は高速道路も整備されているため、東京方面からドライブで1~2時間という距離感。日帰りでさっと行ける場所として人気があり、土日には「高速下りてららん藤岡に立ち寄って、そのまま群馬観光へGo!」というルートが定番化している印象。
この“ドライバーの流れ”が活性化しているので、空き家を活かして「駐車場付きのカフェ」「小さな宿泊施設」などを開業したいという買い手がじわじわ増えつつあるんです。
3. 近隣の観光スポット
藤岡市内外には、紅葉の名所、神流川や御荷鉾(みかぼ)山系の自然、歴史的スポットなどが数多く点在。
「ららん藤岡だけで終わらないドライブコース」を組めるので、一年通じてドライブ客がやってきます。これも“空き家に投資してビジネスをやってみたい”層の興味をくすぐる要素になっているんです。
♦︎ 空き家を“ドライブ客”に売り込むコツ
1. 主要道路やICからの距離を強調
道の駅やICから近ければ「車で○分・駐車スペースあり」としっかり宣伝することで、ドライブ客が“立ち寄りスポットを作りやすい”物件として認知してもらえます。
私が内覧を案内する際も、あらかじめGoogleマップで最適ルートを示して「ここからららん藤岡まで○分ですよ」と伝えると、買い手が「なるほど! それなら車でスッと行けますね」と納得してくれるんです。
2. 観光要素や地元グルメとの連携
もし空き家の周辺にご当地グルメ店や観光名所があるなら、「ドライブ客が〇〇を楽しんだ後に寄れるカフェにしましょう!」など提案してみては。ららん藤岡の賑わい+周辺観光をフックにすれば、築古でも「ここならビジネスチャンスあるんじゃ?」と投資家が思ってくれます。
3. 庭や倉庫を“ドライバー向け”にカスタマイズ
庭が広ければ車を複数台停められる駐車場に、古い倉庫があればドライバー向けの休憩スペースやフリーマーケット会場に
といったアイデアが浮かびます。
私が案内する時も「倉庫をキレイに改装して、アウトドアグッズショップにしたら面白いですよね?」といったユーモア混じりの提案で盛り上がるケースが結構あるんですよ。
♦︎意外に高値がつく背景
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1. “駐車場”が売りになる
都心だと駐車場は当たり前に有料だったりしますが、藤岡市だと広い敷地付きの空き家でも地価がそこまで高くない。買い手には「駐車場がタダで確保できるのは嬉しい」と映り、高値でも構わないと思われるわけですね。
2. 地元&観光客の“二重需要”
ららん藤岡を利用する観光客だけでなく、地元住民も毎日車移動が基本。「平日は地元客向けのカフェ、週末は観光客向けのランチスポット」など、二重需要を狙えるプランが可能だから、買い手としても安定収益が期待できる。このメリットが“驚きの成約価格”につながります。
3. ららん藤岡だけじゃない周辺スポット
実はららん藤岡の周囲には、フルーツ狩り施設や古墳群、キャンプ場なども点在していて、ドライブ客を呼び込む仕掛けがたくさん。物件がそのルート近くにあれば、自然と人が流れ込む可能性が広がるんですね。
【藤岡市の売却エピソード】
IC近くの築古家が“ドライブ客”需要で化けた
先日、私・篠宮が担当したのは、藤岡ICから車で5分ほどの場所にある築30年の一戸建て。駅は遠いし、築古のわりに土地は広い
つまり「固定資産税がかさむだけ」と売り主のNさんが嘆く物件でした。
でも私が場所を見てみると、「ICから5分、ららん藤岡まで車で10分。これ、ドライブ客の流れに乗れるじゃん!」と直感。そこでSNS発信時に「IC近く・駐車場広め・ドライブ客の通り道」といったキャッチを強調し、「ここをカフェやバーベキュー施設、民泊にすれば楽しそう」と具体的なイメージ図を添えました。
そしたら都内在住で“ドライブ観光コースを作りたい”と考えていた30代の起業家の方が興味を示し、内覧に訪問。その方は「バイクや車で来る人向けに、駐車場を充実させた休憩スポットを作りたい」「ららん藤岡と提携してクーポン配るとか面白そう」と、熱いプランを語ってくれたんです。売り主のNさんは「そんな使い方があるのか…」と感心するばかり。
最終的にNさんが想定していた査定額よりも数十万円高い値段でサクッと成約し、Nさんは「IC近いだけでこんな評価されるとは…」と呆気に取られてました。「ドライブ客すごいな~」としみじみ言ってたのが印象的です。やっぱり“ららん藤岡”&IC効果は侮れませんよね。
私も“土地って面白い!”と改めて思った瞬間でした。
♦︎まとめ
藤岡市は“ららん藤岡”など観光拠点が豊富で、ドライブ客が絶えないという強みを持っています。これが空き家売却にも響いていて、“郊外の築古物件でもICに近いなら結構イケる!”なんて事例がザラなんですよ。
私がオススメしたいのは「ICから○分」「ららん藤岡まで○分」という情報をしっかり明示すること。そして「ドライブ途中の休憩スポットに最適」「広い駐車場で車やバイクが停めやすい」といったアピールで、買い手の想像をグッと膨らませる。実際、Nさんのエピソードのように、ちょっとしたアイデアと場所の特性を活かすだけで、空き家が“驚きの売却”を成し遂げることがあるんです。
もしあなたが藤岡市で空き家を持て余しているなら、“ドライブ客”を巻き込んだプランをぜひ検討してみてください。
篠宮的には、「なんでここがこんな価格で!?」という“おいしい話”に化ける可能性、大いにあると思いますよ。